朝早いうちこそ、東南の空はこんな空でしたが、
その後、何もない空に。気付いたのは、朝のゴミ出しの時。
北の空には見事に何もありませんでしたから。
昨日までの寒さも、今日はやっと一息ついたようです。
今日の空の青さは、アンの娘 リラ の言葉を借りる事に致しましょう。
「青い ―― 青い ―― 青いと百ぺんも言わなければ、
どの位青いか、言い表せない位だわ。」
【「アンの娘リラ」 第12章】
ところで、「春の音」 の事。
花が咲き始める時には、“ポン!” と、
鼓(つづみ)を打つような音がするそうですね。
そう言えば、「春の足音」 は、良く耳にしますが、
「秋の足音」 なんて、あまり言いませんものね。
今より遙かに寒さの厳しかった昔の人々の、
待ち焦がれた春への熱い思い・・を痛切に感じます。
「どこかで春が」 の童謡のように、
今日のように晴れた日には春の音が、
どこからか聞こえて来ますね。きっと。
小鳥の囀 (さえず) り、雪解けの川のせせらぎ、風のざわめき・・。
皆さんは、どんな音で春を感じますか?
そんな訳で、今日は無性に こんな CD が聴きたくなりました。
このCD集のいい所は、
“音羽ゆりかご会” や、“ひばり児童合唱団” の懐かしい所から、
立川清人を始めとして島田祐子、大好きな鮫島有美子などのクラシック畑、
はたまた安田祥子、由紀さおり等など・・バラエティーに富んでいる事です。
曲の美しさも然る事ながら、歌詞がとても美しく、
懐かしい情景が目に浮かぶようです。心の琴線に触れる歌声です。
【どこかで春が】
どこかで 「春」 が 生まれてる
どこかで水が 流れ出す
どこかで雲雀が 鳴いている
どこかで芽の出る 音がする
山の3月 そよ風吹いて
どこかで 「春」 が 生まれてる
作詞 百田宗治
作曲 草川信
【「春」が生まれてる】とは素敵な表現ですね。
【水が流れ出す】のも春の誕生の音だったのですね。
【どこかで春が】は、もちろん聞いたことはありましたが
リラさんにアップしていただいたおかげで、改めてじっくりと触れることができました。
ありがとうございました。
サンフランシスコで暮らす叔母が
「四季がないのが寂しいわ」と言っていたことを思い出しました。
西海岸は暮らしやすい気候ですが、やはり四季の移ろいを
感じながら送る日々にはその魅力も及ばないのでしょう。
特に今の時分、
芽吹く木々、聞こゆるさえずり、日の長さ、洋服の色、
春への小径は幾通りもありて柔らかな各々の標にて
どれもこれもが愛しきもの。
伝えられる春便り
たんぽぽの開花、桜前線予報、春一番、春雷、うぐいす、
彩られていく日々のニュース、今日は何を伝えてくれるのと
期待膨らむ毎日です。
そんな気持ちがぎっしり詰まった旋律、
春の陽射しのもと聴くことができたらその誘いは如何程の
ものでしょう・・・想像しただけでほころびます。
久しぶりに春の歌を歌ってみたい、そんな気分です♪
子供の頃の風景が浮かびました。
あの頃は歌詞まで心にとめなかったけど
今改めて見るといいものですね~!
こんにちは! コメント、有難うございます。
今日は、暖かくなりましたね!
昨日は偶然にも、お互いに 「春の音」 に耳を傾けていたと
思うと・・何だか面白いですね。やはり北国の方が、その点に
関しては、情緒があるように思います。仕方ないですが・・。(笑)
子供の頃は、意味も分からず、聞き流していた歌詞も
改めて文字にすると、「エッ!」 と言う程、新鮮です。
こんな文化は、大切にしたいですね。
こんにちは! コメント、有難うございます。
又々、「春の標」 なんて趣のある、お言葉、有難うございます。
私達は、当り前に思っている事の幸せに、気付くべきですね。
最近、日本もちょっぴり不穏? な空気が蔓延していますが、
まだまだ諸外国に比べれば、ましな方だと思うのです。
blue camel さんも仰っているように、四季があるからこその
味わいや、喜びがあるのですものね。失ってからでは遅いと、
今、つくづく思います。それにしても、昔の人の感性の豊かさ・・。
物質的に豊かになって、感性を失っては何もならないのですが・・。
悲しいですが、少々? 鈍感になりつつあります。
でも、blue camel さんの豊かな感性は、しっかりお腹の中の
赤ちゃんに受け継がれていますよ。後、数カ月、美しいものだけを眺め、
感じて時を過ごして頂けたら・・なんて、切に思います。
そうそう、「春の歌」、沢山ありますね!
人々が、いかに春を待ち焦がれていたのか、本当によく分かります。
みゅうみゅうさん、お帰りなさい!
そして、コメント、有難うございます。
私も今回、久し振りにゆっくり聴きました。
本当に、懐かしいと言うか・・故郷に帰ったような気が・・。
ゆっくり味わって聴くといいものですね。~♪
そうそう、「人形」 なんて・・。
「私の人形は良い人形・・」 で始まる歌なのですが・・
幼い子供の声で、胸キュンになりました。