【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

映画 「雷桜」

2010-11-01 19:17:07 | 映画の香り


   起床時には
  上がっていた昨日の雨。
  その後、又降り出し・・。

   天気予報通り上がったのは、
  午前9時頃だったでしょうか・・。
  今日も暖かい朝です。

   今日は朝、1番に映画を観に行く
  予定にしていましたのに、
  段取りが悪く出掛けにバタバタと。
  結局、時間を遅らす羽目に。

   「都合のいい時にゃ、
  必ず、何かしら、しなくちゃ
  ならない事が出来て来る
  ものですね。(略)」

           【「アンの友達」 9.】

   ~ ↑ とは良く言ったものです。

   しかしながら今日の天気は、すこぶるお天気屋さん。
  太陽も出ていた空なのに、出掛ける30分前になってまたもや雨。
  
   幸い家を出る時にはやんでいましたので、自転車で地元の映画館へ。
  終わって映画館を出た時には既に青空でしたが、地面は濡れていましたし、
  皆さん、手には傘を持っていらっしゃいましたもの。やはりザ~ッと来たようです。

   

   それにしても本当に久し振りの映画となりました。
  その映画とは、岡田将生、蒼井優主演の 『雷桜』 です。

   早くから手元に用意していた、チラシには・・。
  “運命に挑み、愛を貫いた2人。日本版「ロミオとジュリエット」”
  ~なんて、ありますもの。興味をそそられるというものです。その物語は・・。   

   時は江戸時代。徳川将軍・家斉の息子で清水家の当主・斉道(岡田将生)。
  母親の愛を知らずに育った斉道は、うつけ(心の病)に。

   静養のために瀬田村に向かう道中、天狗が出るという噂の瀬田山で、
  斉道は自由奔放な娘、雷(蒼井優)と運命の出会いをします。
  それは落雷に撃たれ、公孫樹の根元に桜が芽を付けた不思議な巨木、雷桜の下で。

   実は雷という娘は誘拐され、10年以上も山で育てられた庄屋の娘、遊だった・・。
  そして遊の兄は、斉道に仕えている家臣の瀬田助次郎(小出恵介)。

   決して交わる筈のなかった2人の境遇は、互いに保ちながらも深く絡み合い、
  運命の恋に落ちて行くのです。それは、まるで雷桜のように。

   叶わないと知りながらも互いの心を求め合う斉道と遊。
  2人は初めて人を愛し、愛を知る事で心の成長を遂げます。
  しかし宿命(さだめ)は、2人を引き裂き…。

   長々とあらすじを述べてしまいましたが、一言で素敵な映画でした。
  そして美しいのです。主役の2人は勿論の事、何もかも。
  こんな素晴らしい映画に出会った事に感謝です。

   写真の雷桜の木も。春は勿論、桜だけですが秋も素晴らしい!
  公孫樹の黄色と桜の赤い葉っぱが絡まって。

   それにしても、このロケ地は一体どこなのでしょう。
  白い花や黄色の花が咲く草原を馬で颯爽と駆け抜ける・・。

   この映画は、身分の違いから結ばれる事のない運命の悲恋物語ですが、
  すっかり感情移入して見入っていました。
  
   映画が終わって明るくなっても一瞬、自分がどこにいるのか分からなくなり・・。
  それは、タイムスリップした江戸時代から現代に戻って来たようで・・
  しばらく後を引きそうです。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
時間旅行 (ケンシロウ)
2010-11-02 19:38:01
リラさんへ

こんばんは。
映画の時間って、いいですよね。
特に楽しめる映画は時間を忘れ、ストーリーに引き込まれてしまいますよね。
終わった後に、自分がどこにいるのか、わからないぐらい夢中になれるのは素晴らしい映画であり、時間だった証ですね。

ご紹介されているストーリーから察するに、夢中になれるリラさんは相当のロマンチストですね?

いつもブログの記事を拝見しながら思いますが、美しいストーリーと美しい映像に感激できるのは、リラさんが、きっと美しい心を持っているからですね。

ところで、映画を見に行くと他の映画の宣伝を見て、また行きたくなりませんか?
不思議な魔力がありますよね。
返信する
Re:時間旅行 (リラ)
2010-11-03 19:03:32
  ケンシロウ様

 今晩は~!  ケンシロウさん~☆
いつも温かいコメント、有り難う~!
そして、素敵なタイトルも・・。

 確かに・・2時間、時間旅行をして来ました。(笑)
現実を忘れ、物語の中に自分を置ける・・。
幸せな時間を持つ事が出来ました。

 ロマンチストだなんて言って頂いて、有り難うございます。
どうせなら、アンのように詩を通して物事を見、
ロマンチストでありたいと願っています~。

 そして、ジム船長のような最大級の讃辞も・・。
ちょっと面映ゆいですけれど。(笑)

  >映画を見に行くと他の映画の宣伝を見て、また行きたくなりませんか?
不思議な魔力がありますよね。
 
 ホントに。
ただ、昨日は「映画の日」でしたのに、閑散。
余計な心配をしてしまって。 
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