【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

君臨する薔薇 ~ その2

2016-10-10 17:01:07 | 薔薇の追憶




















アンは翌朝、早く起き、日の出を迎えた。
日の光を全身に浴びた
グリーンゲイブルスの家に、
ポプラと柳が踊る影を投げていた。
小径こみちの向こうには、
黄金色に色付き始めたハリソン氏の麦畑が
波打つ海の如く広がっていた。
あまりの美しさに、アンは10分間ほど、
庭木戸の所で、うっとり眺めていた。            
                  【「アンの青春」 第20章】










【午前6時の空】









   これまでの暑さが嘘のような秋らしい天気になりました。
  空気はカラッとして爽やかです。

   おまけに数日前からは、甘い金木犀の香りも漂い始めています。
  極めつけは今朝の空。これも秋らしい鱗雲(うろこぐも)です。

   「夕空晴れて秋風吹き・・・」 
  思わず口ずさんでいましたっけ。

   実際には朝の空ですが、そんな事に構ってなどいません。
  とは言え、秋はやはり夕空の方が、しっくり来ますね。











【相変わらず真紅の薔薇も】




   さて、今日も薔薇の話題を。
  今、秋薔薇が満開です。

   先日の真紅の薔薇に続き、
  ピンクの薔薇がお目見え。

   色は濃い目のピンク。
  一口にピンクと言っても
  実に様々な色がありますね。

   又、太陽光線の加減に
  よって色合いしかり。

   いみじくも今日などは、
  ピンクと薔薇色、2種類の
  薔薇が咲いたかのよう。

   その上、全く違った
  表情さえ見せてくれます。

   ところで例年、真っ先に
  顔を見せてくれる白薔薇。

   今年はどうしたのかと
  思っていましたら・・。

   以前にも記した事がありますが、
  何とこの薔薇、上に、上に伸びてしまって。

   上に伸びる、紅葉や夕顔と同化? したのかも知れません。
  夕顔の陰に隠れて人知れず咲いて散っていました。

   本当に、うっかりしていました。
  薔薇には申し訳ない事をしてしまいましたね。