【ステビア】
【「紫蘇(シソ)」】
ユーニスは灯を付けたいとは思わなかった。 月光が仄かに射し込んでいた。 外では、庭の芽生えたばかりの 薄荷の苗床の上を 吹き渡る風があるかないかの香を運んで来た。 【「アンをめぐる人々」 12.】 |
前線が停滞しているせいか、今日は朝から曇り空が続いています。
台風16号の行方も気になります。
それもあるのでしょうね、気温のわりに蒸し暑くなっています。
それにしても、次から次へと台風がやって来ますね。
【今年も 「藜(アカザ)」】
さて、曇天の続くここ何日。
白い秋というには
程遠い気もします。
しかしながら、
この季節になると、
毎年白い小さな花を
付けるステビア。
そして紫蘇。
風に揺れる
これらの花を見て
いると、白い秋の
風情があります。
藜もそうですが、
語感からも繊細な花が
似合う気がします。
ひと頃など、
“どうして白い秋?”
~なんて思ったものですが、
思えば、薄(ススキ)の穂も
白く、渡る風も白い。
秋は密やかに忍び寄る
ものですから、色合いとしては
やはり白なのかも知れません。
そうそう、月光も。
明日は十五夜ですが、その月が照らす景色も白。
白秋そのものですね。明日の天気が気になります。