【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

白秋に咲く白い花

2016-09-14 17:52:22 | 香る庭の花綴り



【ステビア】


【「紫蘇(シソ)」】








ユーニスは灯を付けたいとは思わなかった。
月光が仄かに射し込んでいた。
外では、庭の芽生えたばかりの
薄荷はっかの苗床の上を
吹き渡る風があるかないかのを運んで来た。                
                   【「アンをめぐる人々」 12.】








   前線が停滞しているせいか、今日は朝から曇り空が続いています。
  台風16号の行方も気になります。

   それもあるのでしょうね、気温のわりに蒸し暑くなっています。
  それにしても、次から次へと台風がやって来ますね。











【今年も 「藜(アカザ)」】




   さて、曇天の続くここ何日。
  白い秋というには
  程遠い気もします。

   しかしながら、
  この季節になると、
  毎年白い小さな花を
  付けるステビア。
  そして紫蘇。

   風に揺れる
  これらの花を見て
  いると、白い秋の
  風情があります。

   藜もそうですが、
  語感からも繊細な花が
  似合う気がします。

   ひと頃など、
  “どうして白い秋?”

   ~なんて思ったものですが、
  思えば、薄(ススキ)の穂も
  白く、渡る風も白い。

   秋は密やかに忍び寄る
  ものですから、色合いとしては
  やはり白なのかも知れません。

   そうそう、月光も。
  明日は十五夜ですが、その月が照らす景色も白。
  白秋そのものですね。明日の天気が気になります。