若い頃に夢中で読んだハイネやリルケの詩集、ヴェレーヌやランボー、ポードレーヌも好きでした。
いまでも心に残るポードレーヌの詩を一編紹介させてくださいね♪
Vous etes un beau ciel
d'automne, clair et rose!
Mais la tristesse en moi monte
comme le mer.
あなたは 澄んだ 薔薇色の
美しい秋の空
しかし悲しみは私の胸に
海のようによみがえる
(シャルル・ポードレール)
海のようによみがえる悲しみって・・・・・波が寄せて砕け散っても、また波が寄せるのね。
彼は46才で神に召されたけれど、そこまでの悲しみって・・・想像もつきません。
彼の生きてきた時代は、ちょうどナポレオンが名声をあげていた頃でしたね。
海のように甦るのは、悲しみより愛であって欲しい・・・・。
秋の夜長はワイン片手に、人生について語り合いたいです。
愛は海よりも深い・・・・・。