out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

秋の川越喜多院

2005年11月25日 00時30分50秒 | stroll
 蔵造りの街並みを後に、喜多院に向かいました。紅葉がきれいなはずだと。
 そういえば11月15日は七五三でした。この日も何組かの七五三参りの家族を見かけました。女の子の振袖姿はかわいいものです。特に印象的だったのは蔵造りの街を人力車に乗って通り過ぎていった女の子の姉妹。真っ赤な紅をさしてかわいかったなぁ。数年前の娘達を思い出しました。上の娘はあと2年、(実質上あと約1年後!?)には成人式ですよ。はぅ。。。
 えっと、この写真の左に見えるのが本堂。右奥には客殿、書院があります。客殿、書院は、寛永十五年(1638)の大火で堂塔伽藍を焼失した際、徳川家光の命により再建が行われ、江戸城青葉山から移築されたものです。
客殿には「徳川家光誕生の間」があり、書院には「春日局化粧の間」があり、これは現存する江戸城唯一の遺構とされ、重要文化財に指定されています。
 ここには拝観料400円を支払い内部、中庭を見学する事ができます。また、この拝観料で同敷地内の「五百羅漢」を見学する事もできます。

 中庭を見る前にまずは本堂の周りをぶらぶらしてみました。本堂横にあるお堂は紅葉や銀杏に囲まれいい雰囲気です。これなら中庭の紅葉も色づいているだろう、と期待を膨らませて客殿、書院へ。

 鮮やかに色づいた中庭の紅葉が見えてきました。紅葉の季節にここに来たのは初めてです。こんなに印象が違うものかな、と思いながら足早に紅葉が間近に見えるお部屋のほうへ。

 暖かな日差しを浴びて、美しい紅葉を見ながら縁側に座っていれば、時が経つのも忘れそうですね。。。。けれど、この日も結構たくさんの人がここを訪れていました。

 お庭に降りる事ができないので、なんだか中途半端な写真ですがよく色づいている事はわかるでしょうか。
 まだこれでも「紅葉し始め」の看板がでていました。別な場所にもっとたくさんの紅葉絶景ポイントがあるのだそうです。今年はこれくらいにしておいて、またいずれ参りましょう。

 紅葉のお庭を後にして、「五百羅漢」を見に行きました。実際にはこの大仏様、釈迦如来、菩薩などを含め全部で538体が鎮座しているそうです。
 多少不気味な雰囲気もないわけではないですが、よくよく見るとユーモラスな表情をした羅漢様たちは見ていて飽きることがありません。券を見せる場所の係の方が私に手招きをするので?と思い近寄ると「たくさんの人にはいえないけど、ちょっと教えてあげるから。」と、なにやらヒソヒソ話。自分の干支と一緒にいる羅漢様に願いをかけると必ずや叶う、とか。私の干支を聞き、場所も教えてくれました。「大事な事だからね。」と最後に一言。けど、前のお姉さんにも同じような事言ってたような。。。w けど、おじさま、ありがとうね。

 羅漢様の中には必ず自分に似た人がいると言われています。

ほら、こんな風にお酒を飲んでいる人とか。。。

 

真剣な顔をしている人の横でヒソヒソ話を楽しんでいる人とか。w

 
 だんだんと日も陰ってきたので、この後帰途につきました。もうあと一週間で12月なのですが、まだ少し紅葉は楽しめそうですね。本格的な冬が来る前に、もう少し、もう少し。。。