out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

十郎梅 天日干し

2009年08月04日 00時22分50秒 | 梅しごと
 なんだか梅雨が明けたんだか明けてないんだか。 良くわからない天気が続くもので、梅の天日干しがのびのびになってしまいました。
 まぁ、昇珠園さんによると、いつまで漬けておいても構わないそうなのですが、昨日の天気予報ではなんとなく今日あたりから晴れるような感じだったので、出しては見たものの。。。

 今天気予報を見たら、明日も明後日も雨マークだよ。。。(´・ω・`)

 お天気の良い日に三日三晩と聞いていますが、あー。。。どうしよぅ。

 塩漬けからあげた後、お天気が悪いとカビが生えたりするのかな?

 まぁ、しょうがないです。 あげちゃったんだから。


 今年は昨年の三倍量、3kgの梅を漬けたので、上のような平たいザルを買ってみました。 それに、梅がザルにくっつかないよう、作業効率アップのため、「梅布」なるものも買ってみました。 量が多くて手間取るのはイヤでしたので買ったわけですが、写真下の小さいザルが平でなく丸みを帯びているので、梅が転がってくっついてしまうのを防ぐ為に、梅と梅の間にギャザーを入れてみたら、これが案外よさげ。 

 夜は家の中に入れていますが、その時にザルの周りに余っている布をパタパタと中央に寄せ、梅の上にかけてやっています。 ホコリ除けにもいい感じ。

 後はお天気さえ良ければバッチリなんだけどな。。。


梅 その後

2009年06月25日 23時54分10秒 | 梅しごと
 6月23日の十郎梅干の様子です。

 21日(日)に塩漬けにしてからどんどんと梅酢が上がってきて、2日後にはここまできました。 本日25日は上の方の梅の上部が若干顔をだしているくらいで、ほとんど梅酢に浸かっています。 明日には天地返しをしようと思います。 天地返しが終わったら、あとは土用干しまでジッと待っていればいいのかな。


 梅シロップもほとんど氷砂糖が溶けている状態です。 今年作った三種類を並べてみました。

 一番右が6月7日ごろに作った白加賀のシロップ。
 まん中が6月13日に作ったうちの梅のシロップ。
 左が6月21日にスーパーの梅と三温糖で作ったシロップ。 なんだかたまり漬けみたい。w

 今のところ白加賀のジュースとうちの梅のジュースは飲んでみました。 白加賀のジュースはさすがに味が上品。 うちのは熟しすぎ、傷物も入っているので、にごりもありますし、やや大味な感じ。 でも、おいしいですよ。 三温糖のものはまだ飲んでいません。 ちょっと怖い。。。w もう少ししたら飲んでみます。

十郎梅干 2009

2009年06月23日 23時25分04秒 | 梅しごと
 6月19日(金) 昇珠園さんからクール便で十郎梅が届きました。

 20日は外出。 21日に漬け込みという予定で、指定した日に熟し加減もほどほどな物を選んで送っていただいたようです。

 もちろん適量の粗塩もつけて送ってくれます。 こちらで用意するのは漬け込み用の容器のみ。 うれしい配慮です。 このお塩がまたいい感じなんだよねー。

 そうそう。 今年は昨年の3倍量3キロを漬けました。 ですから、容器も一回り大きい8リットルサイズを購入。 3キロには若干大きかったけれど、来年はまたもう少し増やすかも知れないしね。


 6月21日(日) 掃除や仕事のあれこれをしていたら、あっという間に夜になってしまいました。 結局やっぱり夜なべ仕事。 梅の熟し加減がちょうど良くなっているようです。


 この粒の粗い塩がとってもいいみたい。 梅全体に40%量の塩、残り60%を上に乗せるような感じで容器に入れてゆきますが、最後に上から塩を振り掛けると、結構梅と梅の間からザラザラッと下の方に落ちていってしまいます。 少し心配でしたが、あまり問題なかったみたい。


 横から見たところ。 まんべんなく塩が混ざっていると言う感じではないよね。。。


 こちらはまた梅シロップです。 もう少し梅シロップがほしかったのですが、うちの梅が不作だった為、近所のスーパーで傷あり商品を1キロ398円で購入。 これは氷砂糖200グラム、三温糖750グラム、黒糖50グラムぐらいの割合で、黒っぽいこくのあるシロップをトライ。 美味しいのができるでしょうか?w


うちの梅は

2009年06月19日 00時28分33秒 | 梅しごと
 6月10日頃よりうちの梅もポロポロと落ち始めました。 ちょうど関東地方はこの日梅雨入りしたようです。

 雨も降らずむしろいい天気だった13日(土)は家の周りの草取りなどをしながら、梅の収穫をしました。 昨年チャドクガの被害にあったキムさんのことを思い出し、割ぽう着に園芸用の手袋&腕カバー、帽子、首にはタオルを巻き、足は長靴といういでたちで、むさくるしくなった木の枝をバリバリと切り、草もむしって、きれいになったところで、梅を採りました。

 昨年より少ないと感じてはいましたが、やっぱり今年は不作。 昨年の三分の一ほどの量しかありません。 ちょっとがっかり。 全部で2キロほどしか採れませんでした。

 1キロを梅シロップに、1キロを梅酒にしておしまい。 梅シロップは1キロの梅に氷砂糖1キロと酢150cc。 梅酒はホワイトリカー一升に氷砂糖を800グラム。 それに、母が「これもなっていた」と言ってボウルにいれたキンカンまで入れてしまいました。 どうなることやら。w


 これは昨年仕込んだ梅酒です。 いい色になりました。 この日まで無開封でしたが、ようやく飲んでみました。 

 うまいんだかまずいんだか。。。やっぱり私には良くわかりません。w


 炭酸水でわって、飲んでいるとそんなに悪くない気もしてきました。

 昨年友達が作った梅酒の梅入りパウンドケーキが絶品だったので、そのうち作ってみようかな。

 それに、昨年の梅シロップの梅も残っているし。 梅酒の梅と梅シロップの梅2種類のジャムも作ってみようかな。 結局1年経ってもまだジャムを作っていない。w


 梅シロップに浸かっていた梅はそのまま食べてもとても美味しいです。

 さっぱりした和菓子のような、ドライフルーツのような。 私好みで、ちょっとジャムにするのが惜しいのですが、うちの梅で作った物は形も悪いし量もたくさんあるので、そのうちジャムにしてみようと思います。


梅しごと2009

2009年06月14日 00時42分28秒 | 梅しごと


 6月に入りなんだかバタバタでした。 そんなバタバタのひとつ。 梅しごとの季節がやってまいりました。 梅しごとの手始めとしては、やはり『昇珠園』さんに梅を見に行かなくてはなりません。 今年もきれいな梅がたわわに実っていましたよ。

 昇珠園の奥様いわく、今年の梅は例年に比べ量が少なかったそうですが、それでも枝にぎっしりの梅が枝を地面の方までしならせていました。

 お訪ねした6月6日にはまだ小田原特産梅干用の「十郎」が収穫前でしたので、配送予約をお願いしてきました。 今年も梅干を漬けます。 去年よりいっぱいだよっ(`・ω・´)

 梅シロップ用に「白加賀」を買ってきました。 うちの梅でも作る予定ですが、きれいな梅で作ったシロップは少しお世話になった同業の先生方に差し上げようかと。 
 ところが、氷砂糖に漬けて一週間弱なのですが、少し発酵してしまったようで、シロップがにごっている。(´・ω・`) お酢も入れたんだけどな。


 昇珠園さんでは梅畑を見せていただいた上にお茶までご馳走になり、色々なお話をしてとても楽しい時間を過ごさせていただきました。 今後の梅園についての楽しい夢や計画も教えていただき、本当に熱心に仕事を楽しんでいらっしゃる様子に私もモチベーションアップ、元気まで頂いてきた感じです。

 そうそう、昇珠園さんがTBS「カラダのキモチ」に登場します。 6月21日(日)、朝7:00~の放送予定だそうです。 健康に良いお話のようですから、皆さん是非見てみてくださいね。 わたしは。。。起きられるかな?

 あ。 写真は昇珠園さんの梅の木の下に生い茂る薙刀萱(なぎなたかや)から出てきたカナヘビくんです。 薙刀萱は熟して落ちた梅の実を優しくキャッチするために植えられています。

梅開花

2009年01月26日 23時46分21秒 | 梅しごと


 冷たい雨が数日降り続きました。 梅はとっくに咲き始めていたのですが、撮る機会もなく。。。

 ちょっとの晴れ間にささっと撮りました。 

 なぜか「梅しごと」のカテゴリーに入れてます。w
 だって、やっぱりここが梅しごとの始まりでしょ。(ぇ

 今年も梅酒、梅シロップ、梅干を作ろー! 
 あ。 結局まだ梅ジャム作ってないんだわ。

梅 天日干し終了

2008年08月11日 23時40分52秒 | 梅しごと


三日三晩より若干長めではありましたが、本日梅の天日干しを終了し、容器の中に入れました。


 天日干し出来上がりの目安は、「梅が生梅の時の重量の半分ほどになった頃」、「梅干の周りに白い粉のように塩が噴いてきた頃」ということ。

 上の写真を見るとグッドタイミングじゃないかと思うんだけど。 ちょっと干しすぎたかな。。。

 こんなにカサカサ、カピカピになった梅ですが、仕上がりが良いと寝かせている間に、またしっとりとしてくるのだそうです。 出来上がりは秋以降。 寝かせれば寝かせるほどおいしくなるらしい。 おいしくできてるかな~?


今日の梅

2008年08月08日 23時27分28秒 | 梅しごと
   


 昨日天日干しに出した梅の続報です。 

 写真左が昨日8月7日に干し始めたばかりの梅です。 まだ湿っていてふっくらとフルーティーな感じです。
 一日炎天下のもとに干した梅を夜になってからクルッとひっくり返しました。 翌日、お日様をまんべんなく当てる為です。 

 写真右は今朝8月8日、外に出したばかりの梅です。 昨日とはかなり様子が違います。 表面が乾いてシワッとしてきました。

 左の写真のように、梅が乾いてくると塩分が結晶のように固まってしまいます。 こうなると梅をひっくり返すときに皮を破いてしまいそうなのですが、こんなに乾いている梅も、夕方から夜にかけて気温が下がってくるとジワッと湿り気がよみがえってきますので、皮を破らずにひっくり返すことができます。 この作業は夜か、早朝にするのが良いそうです。

 梅同士はできればくっつかないように並べるのが良いのでしょう。 梅同士がくっついていなくても、ザルにも梅は貼りついていますから、注意深く梅の様子を見て作業をしないといけません。 せっかくの梅が崩れてしまってはもったいないですからねー。

 皮の薄い十郎梅をきれいに仕上げるぞー!(`・ω・´)


梅 天日干し

2008年08月07日 14時33分03秒 | 梅しごと


 仕事も一段落し、天気も良いので、ようやく梅を天日干しに出しました。 

 説明書には「7月下旬から8月中旬のお天気の良いに日に三日三晩干します。」と書いてあるので、ちょうどよいころかと思ってました。 けど、同じ説明書に「漬け込みは、約3週間で梅漬けができあがります。」ともなっている。
 
 私が漬けたのは6月22日らしい。。。 6週間以上経っている。

 だいじょぶかな。。。( ̄ヘ ̄;)

 三日三晩雨が降りませんように。


梅干

2008年07月02日 02時27分11秒 | 梅しごと


 調子に乗って梅干も漬けてみました。

 6月22日

 せっかくですから梅干はきれいな梅で漬けたくて、春に流鏑馬を見に行った小田原の、『昇珠園』さんから取り寄せました。 お友達と分けて、初心者の私は1kgです。

 品種は「十郎梅」。種が小さく、果肉が多く柔らかいのが特長です。 昇珠園さんは梅と一緒に梅の分量に合った粗塩も送ってくれるので、助かります。


 この十郎梅は梅の中でもクエン酸がとても豊富で、つまり超すっぱい梅干が出来上がります。

 流鏑馬の時に試食した時は「この酸っぱい梅干は買っても食べきれないな。」と思ったのですが、最近スーパーで買った梅干が、どうもインパクトなくて。 「もう、自分で漬けろっ!」って感じです。



 この容器で漬けました。 手順はいたってシンプル。 「本当にこれで梅干ができるんだろうか?」って感じです。

 
 ちなみに、梅1kgに粗塩は180g、塩分18%ということです。 いたってオーソドックスな梅干です。








 あとは「梅酢が上がってきますように~。」と祈るばかりです。

 漬けている時にはす~ごく甘くていい香りなんですよ。 パクッと食べたくなるくらい。 けど、酸っぱいんだろうなぁ、w






 6月28日

 梅酢が上がってきました。 最初の3~4日はぜんぜんあがらず、「量が少なくて上手くいかないのかも。」と心配でしたが、まずは一安心。

 ここで、天地反しをします。 上の方の梅を下へ、下の方の梅を上に置き換えるわけです。

 十郎梅は皮が薄いので、破れないように気をつけて作業します。



 あぁ~。 きれいですね。 自画自賛。










 天地反しが終わったら、上部に水重石をします。 皮の柔らかい十郎梅にはこの方法が良いそうです。
 水重石は、ビニール袋を二枚重ねにして、内側の袋に水を入れしっかり縛り、梅の上におくものです。 密着度があってよさげです。

 梅の上部まですっかり梅酢で浸かるように、水重石の重さを調整すると良いのですが、私は適当でした。w

 あとは土用干しまでジッと待ちましょう。