昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

三日見ぬ間の・・・

2011-04-20 | 四季折々のひとりごと
 このところ暖かい日が続き満開になった桜が
ひとひらふたひら散り始めたと思ったら
今日の雨と風、雷、そして雹のせいで
あっという間に散ってしまいました。

「三日見ぬ間の桜かな」とは短期間に目まぐるしく変化することという諺だけれど
潔く、未練も残さず散ってしまいました。



花のいのちはみじかくて

苦しきことのみ多かれど

風も吹くなり

雲も光るなり     (林芙美子)

ふと、こんな一節が頭を過ぎりました。

同じく、満開だった雪柳も椿も終わりを告げています。

    
【こんもりと雪の積った様な雪柳】                   【椿三姉妹~♪】

ぽとり・・・ぽとり・・・と落ちた椿の花を散り際の雪柳に飾ってみました。







高台にある畑の脇の土筆を摘んできてくれました。
実際にはこの3倍の量がありました!

 
【土筆の佃煮】
  丁寧に袴の部分を2時間かけて取り除いて…

   (気がついたら指先が黒くなっていました!
    あ~!白魚のような指が…笑)

たっぷりのお湯で柔らかくなるまで茹で
冷水に晒し、4~5回水を取り替えます。


厚手の鍋に油を引き、水を切った土筆を炒め
砂糖・みりん・醤油を同量ずつの割合でいれ
煮詰め手出来上がりです。

山椒の醤油煮も混ぜてみました。

昔懐かしいおばあちゃんの味です。
でも、おばあちゃんの味には程遠く…
まだまだ修行が必要なようです。


あと三日もすれば、今年の土筆も終わりでしょう。
また、来年挑戦してみましょう。



  

むくむくとアスパラが育ってきた!と思ったら
三日でこんなに大きく伸びました。
まさに、三日見ぬ間のアスパラです!!
慌てて収穫しました!!

柔らかで、買ってきた物の数倍味が濃いのです。
さっと茹でただけで十分春の美味しさを堪能できました。



寒い冬を越したエンドウの苗も元気に育っています。

大根、人参、レタスの種も蒔きました。

そろそろゴーヤもゴボウも蒔かなくてはいけません。

ゴールデンウィーク明けには、夏野菜の苗も植えねばなりませぬ。

大忙しな春の畑です。






最後までお付き合いくださって、ありがとうございました~♪


希望の花 希望の歌・・・ 

2011-04-16 | 音楽,ラジオ
【ガーベラとリーガスベゴニアの寄せ植え】

頂いたガーベラを寄せ植えにしました。

別名アフリカセンボンヤリ。

1900年頃に、南アフリカの金の採掘場で発見された花だそうです。

花言葉は「辛抱強い、希望、常に前進」

愛らしい花姿には、ちよっとそぐわないかのような力強い花言葉を持っています。  

 

ずっとメールでしか連絡を取り合っていなかった従弟から、電話がありました。

お蔭様で、元気でいるからとのことでした。
お店にも商品が並ぶようになり、ガソリンも買える様になったとのこと。

声を聞いてやっとホッとしました。

同じ仙台市内でも、場所によって被害の大きさにはかなり違いがあり
海岸沿いは物凄いことになっていて、怖くて見にいけないほどだと言っていました。

色々な商品が買える様になったとは言っても
津波で何もかも失ってしまった人たちは、その商品を買うための
列に並ぶことも出来ないのだそうです。

先の見えない不安を抱え、今日も避難生活を送る人たちに比べたら
僕達は嘆いてなんかいられないとも言っていました。

それでも、津波で友人を亡くし、また医療関係に従事している彼の声は疲れているようで
くれぐれも無理しすぎないように、できることは何でもするから
気兼ねなく言ってくれるようにと伝えて電話を切りました。







震災よりも前に発売された曲ですが、復興に向けてのテーマソングのようだと
話題になっている歌があります。

以前も、このブログで紹介したことのある、藤沢ノリマサさんの
「希望の歌~La speranza(ラ スペランツァ)」です。

ベートーベンの交響曲の合唱の部分を、彼のお得意である「ポップオペラ」にアレンジしたものです。

「希望の歌~交響曲第九番~」FULL


「藤澤ノリマサ:オフィシャルサイト」は、こちら。


希望の歌~交響曲第九番~ 藤澤ノリマサ 歌詞情報 - goo 音楽


 

「ベートーベンの第九交響曲は、《新しいことのはじまりの交響曲》と考えられており
日本ではもっとも人気のあるクラシック音楽のひとつです。

日本で年末に『第九』が頻繁に演奏されるようになった背景には
戦後まもない1940年代後半、オーケストラの収入が少なく
楽団員が年末年始の生活に困る状況を改善するため、合唱団も含めて
演奏に参加するメンバーが多く、しかも当時も「必ず(客が)入る曲目」
であった『第九』を日本交響楽団(現在のNHK交響楽団)が年末に
演奏するようになり、それが定例となったことが発端とされる。
                  ~wikipediaより~


自粛ムードで日本中が暗い雰囲気になっています。

先日行われたわが県でも有名な高山祭りでも
今まで経験の無いほどの人出の少なさだったそうです。

こんなときこそ、被災しなかったものたちが日本を元気にさせて
被災した地域を支えて行きたいものです。

そして、一日も早く希望の光がすべての人たちを照らしてくれますように。

 

菜の花の花言葉;「快活、活発 元気いっぱい 」

最後までお付き合いくださってありがとうございました。




藪椿 枝にとまりし 春 一輪・・・

2011-04-11 | 四季折々のひとりごと
【椿】



木へんに春と書く花、「椿」が咲いています。

艶々とした濃い緑の葉に囲まれた枝に
春が赤いスカートを身にまとって舞い降りてきたようです。

今年は少し花が開くのが遅かったような気がしていますが
冬を越えて、春が来たことを真っ先に告げるように艶やかに咲く花・・・椿です。

大船渡市、陸前高田市、気仙沼市 の市の木なんです。

辛く厳しいときを超えて大きく花開く日は、必ず来ることでしょう。
 
  
【庭のふきのとう】
  






木材として、日本酒の醸造には木灰にして、木炭として
古くは薬用に、椿油は食用から整髪料にまで使われている椿です。




日本から中国へ舶載された数少ない
特産品の一つであったのだそうです。

英名は「カメリア」

和のイメージの強い花ですが

←この島谷ひとみさんの『Camellia -カメリア-』では
とっても華やかなイメージで歌われています。

この曲を聴きながら、改めて椿の花を
眺めてみると、違った花に見えてくるから不思議です。

  

♪モーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』と『トルコ行進曲』の一節が使 われています~♪

 Camellia-カメリア- 島谷ひとみ 歌詞情報 - goo 音楽 








カメラが壊れてしまって現在修理中。
携帯のカメラで撮影しました。

桜が咲いている間に直ってきそうも無いので、ちょっとがっかりです。

最後まで、お付き合いくださりありがとうございました



春が来た!野原に畑に春が来た!

2011-04-06 | 四季折々のひとりごと
【空き地に咲くタネツケバナとヒメオドリコソウ】

稲の苗を育てるために、種籾(たねもみ)を水につける時期に咲くことからついた名前だそうです。

今年は、いったいどれだけの人がその作業をすることができず嘆いておられることでしょう。

どうか美味しい東北のお米や野菜が、店先にずらりと並ぶようになりますように・・・





わが家で一番に蒔く種といったら、ジャガイモです。

先日(3月13日)ジャガイモの種8kgを植えました。

一つの芋を3等分し、畝を切った溝に堆肥をいれ土を少しかけ
種と種の間に有機肥料を入れていきます。

写真は、植え終えたところです。
一見何か植えたようには見えませんね。

3等分した種が育って、0.7kg~1kgのジャガイモになるんです。
それって、凄いことでしょ?
もう、自然の力に感謝!感謝!以外のなにものでもありません。

あれから約一ヶ月が経ちました。

種を植えたところがひび割れて、土の下で目が大きくなり始めたことを告げています。
今年も大きく元気に育ってね!!



 
【土筆やタンポポも春の陽を浴びながら、風にそよいでいます。】






初冬に植えたイチゴの苗も葉を広げ、イチゴの花が恥ずかしげに顔を覗かせています。

今年ほど、また畑に種を蒔き、苗を植えることのできる幸せを
感じる年は今までに無かったような気がしています。l


【並んで出番を待っているかのようなヒメオドリコソウたち】

所謂、雑草と呼ばれている花たちですが
写真の花にも「ヒメオドリコソウ/姫踊り子草」というかわいらしい名前が付けられています。

踏まれても、刈られても、耕されても、毎年逞しく生えてくるこの花たちのように
みんな逞しく育ってね!!!



最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。


奇跡の星に祈りを込めて・・・

2011-04-02 | 思いつくまま・・・
【庭に咲いたヒアシンスの花たち】




1月は行く、2月は逃げる、3月は去る

そして4月は知る・・・

慌しく過ぎる日々に追いかけられ、今年もいつのまにか4月となりました。

そろそろ皆様の街でも、桜の花が開き始めたでしょうか。
我が家の庭にも春の花が少しずつ咲き始めています。

東日本大震災からはや20日以上経ちました。

今回の災害で、自然は人のためにあるのではなく
自然の中で中で生かされているのだということを
嫌というほど思い知らされました。

あの日、いつもならそこにいなかったはずなのに
偶然そこにいて命を落とされた方

ああしていれば、こうしていれば助かったかもしれない方々のことを思うと
胸を締め付けられるような気持ちになります。


【水滴を囲むスイートアリッサムの花】



仙台に住む従弟は気仙沼周辺の担当で、殆ど毎日訪れていました。

それがあの震災の日に限って、仙台駅の近くで会議があり
気仙沼には行っていなかったのです。

そして、偶然近くに来ていた奥さんともすぐに連絡を取り合うことができたのだそうです。

もし、あの時間に海辺の道路を走っていたらと思うと怖くなります。





【アカアセビ】

「東日本大震災:流される母子つかむ J1仙台選手が救助」

偶然に偶然が重なって、助かったお母さんと子どもさんのニュースにも涙しました。
中学3年生のその男の子が、サッカーで鍛えられた体でなかったら
みな津波に飲み込まれてしまっていたかも知れません。

自分の命も危うい中、2人の命を救おうと必死だった15歳の少年に
拍手を送りたい気持ちです。



今日も、昨日と同じ朝がやって来て
同じような一日を送れるという事は当たり前だと思っていました。

でもそれは、小さな奇跡の積み重ねなんですね。

そして、この広い広い宇宙の中で人間という生物が存在すること自体、奇跡といわざるを得ません。

今日という日がやってきたことに感謝し、そして明日は今日よりほんの少しだけ佳き日になることを祈って

大切に、丁寧に過ごしたいものです。



♪~この星は奇跡の星

君のいのちによく似た

強く儚いもの

代わりのきかない だいじなもの


誰もが悲しみを抱き

それでも明日を目指す~♪



心が洗われるような手嶌葵さんの『奇跡の星』

こちらをクリックすると、PVをご覧になることができます。

「手嶌葵 奇跡の星」

奇跡の星 手嶌葵 歌詞情報 - goo 音楽



【空に向かって!!・・・小松菜の花が咲きました】


最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。