【雨のおかげ横丁】
たった一泊二日の旅を6回に分けてご紹介してまいりました。
(しつこい!長い!~笑)
やっと最終回です。
お伊勢さんにお参りを済ませ、立ち寄った場所といえば
「おはらい町」そして「おかげ横丁」でした。
お天気は雨だというのに、この賑わい!
さすが、お伊勢さんの鳥居前町です。
旅は出会いと発見の連続といいますが
ここにも、興味深いあれやこれやがありました。
~おはらい町~
おかげ参りが盛んだった江戸の昔から、お伊勢さんの鳥居前町です。
バスや自家用車でお伊勢参りをする人が増え、素通りさるように
なっていまいした。
昔栄えた町並みを今に取り戻そうと、昭和50年代から地元住民が
中心となり、街づくりを行ってきました。
20数年に及ぶその地道な努力により、おはらい町は以前の賑わいを
取り戻し、伊勢特有の切妻・妻入りの家並みが続く、お伊勢さんの
鳥居前町に相応しい町になりました。
おかめの看板のある「岩戸屋」 - 郷土料理を供する食堂と、岩戸餅や生姜糖などの
名産品を売る土産物店を併設した店舗。
伊勢の町並みは、建物の形態が切妻・妻入りであるところに特徴があります。
他の町並みが平入りであるのに対し、神宮社殿と同じにするのは畏れ多い
との理由からだそうです。
沿道には伊勢うどんや手こね寿司などの郷土料理を供する飲食店
真珠や伊勢茶などを販売する土産物店が軒を連ねています。
~ランチ~
ところで、あんなに朝ごはんをしっかり食べたと言うのに
お昼どきには、ちゃんとお腹が空いてきました。
前夜はフレンチ、豪華な朝食の後です。
軽めなもので済ませなくては。
ということで、やってきたのはこちら
行列の出来る伊勢うどん の店「岡田屋」さんです。
実は、私・・・
この真っ黒い汁が許せなくて・・・
こんなに黒くて美味しいはずがない・・・と
今まで頑なに拒んで来たのです。
まあ、皆が食べたいと言うなら仕方ないと渋々注文しました。
~~~これが伊勢うどんです。
真ん中のは、葱嫌いな友人の特注。
右端は玉子入りです。~~~
と・と・ところが!!
何このモチモチしてるのに、ふわっとした歯ごたえのうどんは~!
美味しい~~~!(笑)
一時間以上も掛けて茹で上げてある麺だからでしょうか。
汁も、黒い色から想像していた塩辛さは全く無く、ほんのり甘い味でした。
ただの食わず嫌いだったのでした。
今まで避けてきて、損したみたいです。
~おかげ横丁~
お腹もいっぱいになったところで、「おかげ横丁」をぶらり~
おかげ横丁とは、伊勢名物「赤福」が、内宮の門前町「おはらい町」の中ほどで
約300年間変わらず商いを続けてこれたのも、お伊勢さんの「おかげ」
という感謝の気持を持って、平成5年7月に誕生させたまちが「おかげ横丁」です。
総工費140億円(当時の赤福の年商)をかけ出来上がった横丁です。
いわゆるテーマパークではないので、入場料といったものはありません。
公式ホームページはコチラ
一番おきにいりの店 ≪山口誓子俳句館・徳力富吉郎版画館≫
1階は京都の絵所に生まれ、多色刷り版画の大第1人者として名高い徳力富吉郎先生の版画館。
赤福餅を買うと入っている栞に印刷されている版画の作者としても有名です。
蘇民将来孫の家と書かれた伊勢地方の注連縄飾り
見ざる言わざる聞かざるかと思いきや
「見てござる、言ってござる、聞いてござる」の飾り瓦!
伊勢は瓦の産地でもあり、凝った作りの鬼瓦や飾り瓦が使われています。
~和カフェ~
しめくくりには、和カフェでまったりと寛ぎました。
【五十鈴川カフェ】
江戸時代にお参りに来て、旅籠に泊まった人たちも
こんな風景を眺めていたのかもしれません。
【モンブラン】 【柚子風味のチーズケーキ】 【白いんげん豆入りロールケーキ】
ケーキの後には、お団子!
そして、あれやこれやとお土産を買い込んで、帰路に着いたのでした。
帰りの近鉄特急は、おばさんグループがはしゃいでも
気兼ねの要らない個室でした。
おまけ・・・
おしまい!
最後までお付き合いしてくださって、ありがとうございました。
たった一泊二日の旅を6回に分けてご紹介してまいりました。
(しつこい!長い!~笑)
やっと最終回です。
お伊勢さんにお参りを済ませ、立ち寄った場所といえば
「おはらい町」そして「おかげ横丁」でした。
お天気は雨だというのに、この賑わい!
さすが、お伊勢さんの鳥居前町です。
旅は出会いと発見の連続といいますが
ここにも、興味深いあれやこれやがありました。
~おはらい町~
おかげ参りが盛んだった江戸の昔から、お伊勢さんの鳥居前町です。
バスや自家用車でお伊勢参りをする人が増え、素通りさるように
なっていまいした。
昔栄えた町並みを今に取り戻そうと、昭和50年代から地元住民が
中心となり、街づくりを行ってきました。
20数年に及ぶその地道な努力により、おはらい町は以前の賑わいを
取り戻し、伊勢特有の切妻・妻入りの家並みが続く、お伊勢さんの
鳥居前町に相応しい町になりました。
おかめの看板のある「岩戸屋」 - 郷土料理を供する食堂と、岩戸餅や生姜糖などの
名産品を売る土産物店を併設した店舗。
伊勢の町並みは、建物の形態が切妻・妻入りであるところに特徴があります。
他の町並みが平入りであるのに対し、神宮社殿と同じにするのは畏れ多い
との理由からだそうです。
沿道には伊勢うどんや手こね寿司などの郷土料理を供する飲食店
真珠や伊勢茶などを販売する土産物店が軒を連ねています。
~ランチ~
ところで、あんなに朝ごはんをしっかり食べたと言うのに
お昼どきには、ちゃんとお腹が空いてきました。
前夜はフレンチ、豪華な朝食の後です。
軽めなもので済ませなくては。
ということで、やってきたのはこちら
行列の出来る伊勢うどん の店「岡田屋」さんです。
実は、私・・・
この真っ黒い汁が許せなくて・・・
こんなに黒くて美味しいはずがない・・・と
今まで頑なに拒んで来たのです。
まあ、皆が食べたいと言うなら仕方ないと渋々注文しました。
~~~これが伊勢うどんです。
真ん中のは、葱嫌いな友人の特注。
右端は玉子入りです。~~~
と・と・ところが!!
何このモチモチしてるのに、ふわっとした歯ごたえのうどんは~!
美味しい~~~!(笑)
一時間以上も掛けて茹で上げてある麺だからでしょうか。
汁も、黒い色から想像していた塩辛さは全く無く、ほんのり甘い味でした。
ただの食わず嫌いだったのでした。
今まで避けてきて、損したみたいです。
~おかげ横丁~
お腹もいっぱいになったところで、「おかげ横丁」をぶらり~
おかげ横丁とは、伊勢名物「赤福」が、内宮の門前町「おはらい町」の中ほどで
約300年間変わらず商いを続けてこれたのも、お伊勢さんの「おかげ」
という感謝の気持を持って、平成5年7月に誕生させたまちが「おかげ横丁」です。
総工費140億円(当時の赤福の年商)をかけ出来上がった横丁です。
いわゆるテーマパークではないので、入場料といったものはありません。
公式ホームページはコチラ
一番おきにいりの店 ≪山口誓子俳句館・徳力富吉郎版画館≫
1階は京都の絵所に生まれ、多色刷り版画の大第1人者として名高い徳力富吉郎先生の版画館。
赤福餅を買うと入っている栞に印刷されている版画の作者としても有名です。
蘇民将来孫の家と書かれた伊勢地方の注連縄飾り
見ざる言わざる聞かざるかと思いきや
「見てござる、言ってござる、聞いてござる」の飾り瓦!
伊勢は瓦の産地でもあり、凝った作りの鬼瓦や飾り瓦が使われています。
~和カフェ~
しめくくりには、和カフェでまったりと寛ぎました。
【五十鈴川カフェ】
江戸時代にお参りに来て、旅籠に泊まった人たちも
こんな風景を眺めていたのかもしれません。
【モンブラン】 【柚子風味のチーズケーキ】 【白いんげん豆入りロールケーキ】
ケーキの後には、お団子!
そして、あれやこれやとお土産を買い込んで、帰路に着いたのでした。
帰りの近鉄特急は、おばさんグループがはしゃいでも
気兼ねの要らない個室でした。
おまけ・・・
おしまい!
最後までお付き合いしてくださって、ありがとうございました。
えっ、もう終わりなんですか~?
しかし、一泊二日の出来事だったとは!
さすが、元ライター兼演出家さんです。
この界隈は風情がありますね。
いかにもお伊勢参りの帰り路って感じです。
ところが、この通りを見ていないのは私が車で
行ったからなんでしょうね。
「平入り・妻入り」という言葉やっと分かりました!
http://www010.upp.so-net.ne.jp/teiryu/syaji20.html
なるほど、木造建築の妙ですね。
>汁も、黒い色から想像していた塩辛さは全く無く、ほんのり甘い味でした。
なるほど。
関西に住んで長いのでもう忘れましたが、博多と東京のうどんだったかスープが全く違いましたね。
「東京のなんか食べられない!」ということを聞いて出掛けたらなるほどこれが東京かって思ったものです。
今は京味に染まってまして、「東京も博多味もあきまへんえ」(ちょっと無理しています)
赤福餅って素朴ですよね。
会社に伊勢出身の先輩がいたんですが、その赤福にも本家じゃーないものがあるらしくってあっちは偽物だ、なんて言ってました(笑)
下の版画は懐かしいです。
五十鈴川カフェは素敵です。
どなたか、この明治?のマッチでタバコに火を点けられましたか?
>おばさんグループがはしゃいでも気兼ねの要らない個室でした
これ、極めつけですね!
だけどせっかくの個室で皆疲れて寝ておられたりして?
いやー、長旅でしたね。
次回も楽しみにしています。
へえ~~~ぜひ
とても一泊二日とは思えない充実の内容
流石です。。。
豪華なホテルに始まって~和で〆ですね
一回の旅行で6回もプログが書けるなんて凄い、それも中身の濃い内容だしね。
うどんの汁濃いですか?
関東風かな?
白い麺はパスタもうどんも濃くないと食べられない、典型的な関東の田舎者です。(笑)
まだお伊勢参り未経験、一度は行かないとと思っています。
長いことお付き合いいただきまして、ありがとうございました。(笑)
おかげ横丁が出来てから、18年ですから
それまでは、立ち寄る人は少なかったのではないでしょうか。
江戸から明治に掛けての賑わいそのままです。
人ごみのなかから、坂本龍馬が現れても不思議じゃないかも!
京都を始めとして、町屋通りは平入りの場合が
多いですね。
ちょっと日本ではない国のようにも思えたりします。
赤福のそっくりさんは、御福餅です。
中身ばかりでなく包装まで似ています。
間違えて買う人もあるらしいです。
でも、知ってる人は知っていますから・・・(笑)
関西と関東のうどんの汁の違いとはまた違って
この汁は、たまり醤油で出来ているのです。
見た目の色とは、全く違う味でした。
大抵のものは、先ず食べてみるのですが
なぜか この伊勢うどんだけは未体験だったのです。
美味しくて驚きました。
なんでも、頑固な思い込みというのは
良くありませんね。
え?帰りの電車ですか?
疲れただなんて、とんでもない!
もう寝るなんて勿体ない!
ずっとお喋りの花が満開でした。
来年もまた、揃って出掛けられたら
嬉しいですね。
そうなんです。
この色の濃さには、引きますよね。(笑)
でも、美味しいんです。
是非一度お試しくださいませ。
あ!〆の〆は、韓国料理=石焼ビビンバでした~!
ゆったりしていながら、とても中身の濃い旅行でした。
ブログのお蔭で、観光ポイントの復習も出来ましたし~(笑)
うどんの汁の色には、びっくりですよね。
それ以上に驚いたのが、麺の柔らかさでした。
関東風とも違うんです。
たまり醤油の色なんですね。
え~?田舎ものですか?
そんなはずないですよ~(笑)
でも、田舎っていいですよね。
ここお伊勢さんは日本人の心のふるさとです。
是非、お越しになってくださいませ。
日本有数のパワースポットでもあるそうです。
わたしも今まで伊勢うどんは同じ理由で食べたことがありませんでした(^^)
残念です!ぜひとも、伊勢に行かねば…。
蘇民将来孫の家と書かれた伊勢地方の注連縄飾り って、変わっていて素敵ですね!
門の間に文字があり、意味深いですね^^
五十鈴川カフェでお茶をいただきたいな(*^D^*)
いい感じの室内からは浮世絵のような景色がながめられるのですね~~♬
pinkyさんたちの旅はうっとりの連続でした☆
pinkyさんの伊勢記、もう終わっちゃうんですね。
たいへん充実していて、もっとよみた~いって思いがいっぱいです(*^^*)
様々な写真と解説
さすが Pinkyさんです
旅行雑誌に掲載できそうな記事ですよ
うちのキャベツ まだ 巻かなくて ひらいたままなんですが
そのうち 巻くんでしょうかね
白菜は 巻いてくれました
Pinkyさんちの野菜たちは 当たり前かもしれませんが
日本の形で 美味しそうです
梅ジャムにも ゴックン
こんばんは
う~ん名ライターの記事を拝見していて
ブラリと出掛けたい心境になりました 笑
近鉄に乗ると何か「これから旅だよう~」と言う
雰囲気になります。
お~っ!Ranchoさんも、そうでしたか!
この黒いお汁がちょっとビックリの色ですものね。
凄く塩辛そうな感じがしていたのですが、これならわざわざ避けていなくてもよかったのにと
後悔しています。(笑)
Ranchoさんも、是非一度お試しくださいませ。
これは、うどんではなく「伊勢うどん」と言ったのは永六輔だそうです。
ところでこの注連縄「蘇民将来の孫の家」は、一年中飾ってあるのだそうです。
日本のあちらこちらにある蘇民将来の言い伝えがありますが
どうしてこれが注連縄になったのか・・・
不思議ですよね。
このおはらい町、おかげ横丁はただ昔の建物を復活させただけでなく
生きている街と言う感じがします。
ケーキもお団子も美味しかったです。
日本には、まだ知らない素敵な場所が沢山ありそうです。
いつか、ご一緒したいものです。
お付き合いありがとうございました。