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生き返った義経に会いに

2015-01-15 | 小さな旅の思い出


京都の雪景色がニュースで流れた翌日

初詣に出かけました。



途中、毎年大雪で話題になる関ヶ原辺りは予想通り一面の銀世界でした。

京都の雪は殆ど解けていたのですけどね。

まず、立ち寄ったのはいつものここでした。

梅小路蒸気機関車館


日本ではここだけにしか残っていない扇形車庫                懐かしい転車台


ずらりと並んだ姿は圧巻です!



鉄道好きの甥ももちろん一緒です。^^

今回のお目当ては昨年ここにやって来た義経でした。

義経と言っても



平安時代に活躍した武将ではなく「義経」と言う名のSLです。



このSL「義経」号は、1880(明治13)年にアメリカのピッツバーグで

製造された7100形の7105号です。

同時に輸入された「弁慶」号、「しづか」号等とともに

北海道で活躍しました。

廃車となった後、原型を失っていたのですがイベントで

展示されるために復元されました。

そして、大阪の交通科学博物館の保存展示施設(ガラスケースの中)で

大切に保存されていたのです。



↑の写真は、2003年に会いに行ったときのものです。

その義経が、交通科学博物館の閉館にあわせて今年4月に梅小路へと運び込まれ、

2016年春にこの梅小路に開館予定の「京都鉄道博物館」での動態保存に向けて

再び命を吹き込まれたのです。

今度はガラス越しでなく、直に触れることもできるのです。



まるで、西部劇に出てきそうな姿をしていますよね。

それぞれのパーツもカッコいい!

次に走るのはまだ未定なのだそうですが、いつか乗ってみたいものです。

これは「義経」号ではありませんが、SLの運転席はこんな風になっているのです。

 

SLが生き物だと言われるのがわかる気がします。

生き返った「義経」号とともに、新しくオープンする鉄道博物館にも

是非足を運んでみたいと思っています。

さて、鉄道マニアを楽しんだ後はこの電車にのって

次の目的地へと向かったのでした。