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素敵な景色に遇えるかも・・・

春は伊勢から ~前編~

2013-03-09 | 小さな旅の思い出
【風日祈宮 鳥居】


先月末、BS朝日のエコの作法を夫と二人で見ていたら

【エコの作法】 新春スペシャル 「神様のワンダーランド 伊勢神宮」

【youtube エコの作法・オフィシャルサイト】

急に行きたくなって

「式年遷宮の終わった後では、混むんじゃない?」
「3月に入ったら、仕事も畑も忙しくなるけど・・・」

「じゃあ、明日行く? 」ということになり

昨年に続き、早春の伊勢神宮に行ってまいりました。

土日祭日はフリーパスを使えば、名古屋までの料金で鳥羽まで往復できるのです。

 早朝に、長良川を渡り

小雪舞う伊勢に到着。(寒い~!!)

先ずは、外宮へと向かいました。
参道に建つ木造三階建ての旅館。
風情があります。

式年遷宮を前に、外宮前のせきやの参宮あわびのお店も
赤福も、真新しくなっていました。

式年遷宮の年は、経済が活気づくと昔から言われたのは
こういうことなのね~などと話しながら
お参りをと思ったのですが、あまりに寒い!!


【赤福外宮前店の店内】

目に留まった「赤福ぜんざい」の文字に誘われるように
お店に入り、お参り前だというのに、さっそく注文してしまいました。


【赤福ぜんざい】

焼き立てのお餅の香りが香ばしい、熱々のぜんざいは
紛れも無く甘くて美味しい「赤福餅」の味でした。

旅は春 赤福餅の店に立つ ~虚子~

(・・・高浜虚子さんも赤福餅お好きだったのね)

温まったところで、いざ!!

2月も末だし、まだ新しくなっていないしと思ったのですが

外宮もこの賑わい!

豊受大御神様をまつる外宮は「衣食住」の神様とされています。



そして、今回は式年遷宮にあわせて新しくできた博物館「せんぐう館」にも立ち寄りました。
千数百年の時を超えて、脈々と伝えられる日本の技に感動します。
すべてが神宮の中で作られているということも初めて知りました。


せんぐう館の詳細はこちら→http://www.sengukan.jp/
天皇陛下しかお参りすることのできない正宮の本殿と同じものを間近で見ることが出来ました。



少し早いお昼は、大正5年創業、伊勢うどんの老舗 「なか村」さんへ。

この黒いおつゆが信用できなくて、つい最近まで食べたことが無かっただなんて
悔やまれます!

5時間もかけて茹であげられるモチモチの麺は癖になります。

このお店のすぐ近くにある「月夜見さん」(月夜見宮)にもお参りしました。

天照大御神様の弟神が祀られている神社です。

こちらは「農耕の神」なのだそうです。

もちろん、今年の豊作を祈念しました。

この神社も、樹齢数百年と思われる木々が茂り

神聖な空気が流れていました。



こちらでも式年遷宮の準備が着々と進んでしました。

続きはまた次回にて~