昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

今日は節分~鬼は何処からやって来た?・・・

2010-02-03 | 四季折々のひとりごと
【玄関の節分飾】

今日は、節分

まだまだ寒さは厳しいけれど、明日は立春

暦の上では春の始まりです。

節分にあわせて、玄関に鬼のお面と枡に入れた大豆

そして厄除けのヒイラギと南天を飾ってみました。

                                         

昔から季節の節目には、邪気が入りやすいと云われ

それを祓(はら)うために鰯の頭と柊(ヒイラギ)を飾ったり、豆を撒いたり食べたりしてきました。

邪気とは、物の怪 (け) または病気など、人にとってよくないものを

総称した言葉のようです。

それを、想像上のという姿に当てはめて、豆をぶつけたりして追い払うという

行事になったのではないかとも云われるそうです。



                                         

ところで、という言葉は何処から来たのでしょうか。

それには、色々な説があるようですが
その中のひとつに「隠人(おんにん)」「鬼(おに」と云われるようになったという人もあるそうです。

「隠れている人・・・」

もしそれが、人だったとしたらどうして隠れ住んでいたのでしょう。

以前ラジオで聞いたような気がするのですが、鬼とは元々難破船から流れ着いた

漂流者であったのではないかと考えている人も少なくないそうです。

それは、おそらく昔の人があったこともなかった白人だったのではないかというのです。

白人だったからからこそ、興奮した様子のときは顔が真っ赤に見え

寒さに震えるときは青い顔に見えたのではないか。

それが、昔話の中で赤鬼青鬼に姿を変えて行ったのではないかという事でした。



のお祭りで知られる「なまはげ」は,「泣く子はいねぇか~!」

寝る歩くそうですが、その台詞をロシア語の当てはめてみると

腹が減った、食べ物をくれというような意味に近いのだそうです。

もしそれが本当だったら、何と悲しいお話でしょうか。

がやって来るのは、鬼門の方角とされています。

鬼門とは、陰陽道 (おんようどう) で、鬼が出入りするとされる不吉な方角のことで

丑寅 (うしとら) 即ち東北の方角の事を指します。

日本から見て東北から船でやって来たとしたら、何処の国からやって来たのでしょう。

そしてもうひとつ興味深いのは、なぜには角があり

寅のパンツを履いているのかということです。

鬼門・・・

すなわち丑寅の方角からやって来た得体の知れない恐ろしいもの・・・

察しのよい方ならすでにお分かりでしょうね。

角は、丑(うし)の角。パンツは寅の毛皮。

丑と寅で、鬼門を表しているのです。

日本の昔話には、鬼と仲良くなった人たちも登場するものがあります。

ひょっとしたら、この鬼は外国人だった説が

事実なのかもしれません。

余談ですが、そんなことを考えていたら、三保の松原に現れたという天女

実は、外国人だったのかもしれないと思えてきました。

昔話や言い伝えの中に、悲しい真実が隠れているのかも知れませんね。

勝手な想像で書き綴りましたが、皆さんはどんな風に思われますか?

                                         


 『節分には鰯(イワシ)ですが・・・』
 
 


 

              

節分には鰯を焼いて、その煙と臭いで邪気を追い払うと云います。

鰯は、カルシウム、ビタミン、カリウム、亜鉛、タウリンなどを含み
非常に栄養価の高い食品です。
生活習慣病や骨粗しょう症、老人性痴呆賞、貧血の改善に効果があるとされています。

だけど鰯は苦手~!

そんな人のために、アンチョビ(鰯の塩漬け・缶入り)を使ったお料理です。

バターを塗ったグラタン皿に、ゆでて輪切りにしたジャガイモを並べます。
細かく切ったアンチョビを散らし茹でたブロッコリーをのせます。
ホワイトソースを上からのせて、とろけるチーズとパン粉で被い
オーブンで焼きます。
アンチョビの塩味が利いた
「ポテトとブロッコリーとアンチョビのグラタン」の出来上がりです。




                                         



今日も訪問ありがとうございました!