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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
大学教授こそこそ日記
そこそこ日記ではない。
こそこそ日記。
業界本はこれまでも少しは読んできたが、
著者が理科系であったりして、
ちょっと違うなあと思うこともあった。
昨日届いた『大学教授こそこそ日記』は、
文科系の教授で年齢もそれほど違わない
男性が書いた本。
飛ぶように売れているらしい。
12月20日が初版発行日で
売れすぎて
12月31日2刷発行。
日付けが未来を飛んでいる。
著者名は、多井学(ペンネーム)
所属大学は、関西私学の雄であるKG大。
68歳が定年。
文中のKG大学は何のマスキングにもならない。
関西学院大の現役教授が執筆。
驚いたのが、1年次の必修演習。
そこで性教育の時間があり、担当教員が<その教育>
をしているという。
偏差値の高い大学だが、大学1年生に性教育。
本学にも当然1年次必修演習があるが、
人権教育とキャリア教育のコマが必須で
その2回はそれぞれ担当職員がお話をなさる。
が性教育のコマはない。
医務室の担当職員ではなく多井学教授が、
専門でない性教育をするのでR
大学教授も大変。
35年前、関西の短大教員をしていたが(3年間のみ)
その頃、別の短大の福祉系男性教員が性教育の授業を
しなければならないから大変だと本人から聞いたこと
がある。
今や、短大だけでなく4大でも性教育をする時代。
アッと驚く、<和牛>の解散。
関西漫才コンビの<和牛>が解散し、
<和>と<牛>になると。
でも、来年3月までは続けるらしい。
原因は、ボケ担当の水田が度重なる遅刻を
3年前にしていたこと。
3年前?
よく我慢したものである。
どの世界でも、遅刻と無断欠席は、ご法度。
信頼関係を無くす振舞いである。
私の見立てでは、偏差値70を超える
超優秀コンビだっただけに、至極残念。
川西のツッコミは天下一品なので、4月以降
新しいボケとコンビを組んでほしい。
コンビ名は、洋牛。違うか。
牛和。違うか。
和豚。違うか。
もう、ええわ!
それにしても、和牛は傍から仲良く見えていた。
内実の人間関係は分からないものでR
本のプレゼント
先日、本が届いた。
我々の業界では、一人で本を書いたり、複数の
メンバーで本を書いたりした時に、知り合いに
その本をプレゼントする。
素晴らしい習慣である。
届いたのは、『戦後日本の社会意識論-ある
社会学的想像力の系譜-』(有斐閣)
定価3600円+消費税
2段組で400ページ近い専門書。
上智大学の藤村教授から。いただいた
彼は、福祉社会学のパイオニア<副田義也>
について執筆している。
超多忙のため、藤村先生が担当された章全部
を拝読できていないが、その文章自体、そこ
はかとなく副田先生の筆致に似て来ていると
いうのが第1印象。
藤村教授は、副田教授の一番弟子。
お礼の手紙を書くのが礼儀だが、まだその時間が
取れない。
年明けお礼状投函が、最大目標。
明日から<放送大学スクーリング>
我ながら良く働くと思う。
動けるうちに、働いておきたいという思いが強い。
明日と明後日は、2日連続の集中講義。
1日4コマ、1コマ90分。
スクーリングは、渋谷の放送センターまで行って
実施。
以前は、受講生が集まる対面授業であったが、
コロナ以降は、ZOOMミーティング。
研究室からスクーリングを行う教員が圧倒的に
多く、小生は少数派。
数年前のスクーリングの打ち合わせで、担当スタッフ
の方が私の声が小さく聞き取りにくいと言われ、それが
トラウマに。
で、それ以来、渋谷まで50分ぐらいかけてせっせと
通うようにしている。
1年に1回センター街を往復してみる。
結構気分転換にもなるし。
私の科目を受講する放送大学生は、看護師や
ケアマネジャー、社会福祉士など専門職の受講生が多い。
私が講義するテーマの影響もありそうだ。
私が話している途中に質問するケースも数年前に
あったので、時間を決めて、2コマの授業が終わってから
質問の時間を設けるようにしている。
担当教員によっては平常点だけで成績を付けるようだが、
私は<レポートを課すことをモットーにしている>
本当は対面でのテスト実施が望ましいと思うのだが。
それが出来ないのでレポート。しかも結構長めのレポ。
どこの大学に行っても<厳しい教員のまま>でR
認知症を予防するスピーカー、新発売。
認知症を予防するスピーカーが新発売。
先日の面白い組み合わせの忘年会で聞いた話。
私と専門を同じくする9歳先輩の専門家が同席していたが、
2人ともこのスピーカーのことは知らなかった。
話を聞いてすぐに思ったのは、エビデンスがあるかどうか。
特許も取得しているそうな。
このスピーカー本体が約5万円。
サービス料が、毎月約2000円。
私の担当する2種類の講義で、
<アミロイドβ>の話をしてきているが、
このスピーカーをテレビに接続して
聞いていると、
悪玉タンパク質のアミロイドβを減らせるようだ。
認知症を発症するトリガーとなるのは、
このアミロイドβの長年の蓄積である。
βが生成されてもある程度除去できるならば
こんなにありがたい話はない。
まさに、ノーベル賞ものである。
このスピーカーを通した音は、ガンマγ波となり
それがβの除去に貢献するらしい。
ここまでの話は、ネズミの実験でのエビデンス。
人間での効果を示すエビデンスはあるのだろうか。
あるかどうか不明だが、とりあえず
2019年にMITの教授がガンマ波について書いた論文を
探したい。
面白い組み合わせの忘年会
昨日は、面白い組み合わせの忘年会。
8人で会費5000円。
ちょっと小洒落た隠れ家的な店で、バリアーだらけ。
頭を打つのではないかと心配したが、セーフ。
8人ともセーフ。
初めての店でロケーションがユニーク。
方向音痴の自覚があるので、早めに研究室を出て
正解だった。
全くアサッテの方向を突き進む。
さすがに違うなあと引き返す。
その店の前の通りを3回ほど往復したが、看板が
小さくて字が小さくて読めない。
居酒屋は、道路に面して存在するという固定が
邪魔をした。
階段を降りていき、手前の居酒屋ではなく
さらに突き進んだ先にその店はあった。
ヤングが好む店の雰囲気。BGMのボリュームが
やけに大きい。
スタッフさんが愛想良く元気印。
料理も美味しくいただいた。
お酒も飲み放題。
最近の私には珍しく、
現在、二日酔いし放題。
師走、師走。
2023年も残り少ない。
やらなければならないことは、目白押し。
年明け15日には、早々と武蔵境大学の試験があるし、
その翌週は西荻窪大学と国分寺大学(本学)
の3種類の試験がある。
生成AIに試験問題を作ってもらうこともでき
ないので、こちらがハッスルするしかない。
これは私の変わった趣味なのだが、指定席表
も作成する。
3大学で4種類の指定座席表を作る。
本学の福祉論bは300人超の座席指定をしな
ければならない。
全てカンニングの防止のため。
幸い、今月下旬の台湾滞在中のある日、数時間のブ
ランクが残ってしまいそうなので、台北で座席表の
作成をすることになろう。
そこまでしてやるか。
やるのでR.
私が編者を務める書籍の各章の原稿の編集も
年内に詰める。
来年1月末までに耳を揃えて完成させなければなら
ない単著論文も年内にある程度詰める、詰める。
そう、詰め放題の師走でR
年賀状の検閲
我が家には不思議な<家族ルール>がある。
おそらくどのご家庭にも、個性的なその
家族ならではの<家族ルール>があるはずだ。
毎年この時期は(この時期も)超忙しいので
あるが、年賀状の原稿を考えるのがとても楽しみ
でR。
で、楽しんで考えた年賀状の裏面であるが、
原稿段階で検閲が行われる。
今回は、2行分ほど削除となった。
理由は、文字数が多過ぎるということである。
この検閲通りに2行分を削除し、印刷屋に依頼。
外車を乗り回すわけでもなく、高級スーツを着る
わけでもない。高級時計も嫌いだ。
唯一のプチ贅沢として、この30年ほど、年賀状は印刷
屋にお願いしている。
全部印刷はさすがに味気ないので、表面は全て
筆ペンで手書きしている。
25日から台湾出張なので、それまでに年賀状
の表面を書き終えなければならない。
昔に比べれば随分と枚数が減ったが、それでも
数日かけてスキマ時間を見つけてスイッチして
書くことになる。
年に一度の筆ペン大活躍シーズン到来。
ZOOMミーティングに96名参加。
昨日土曜日の朝10:00から11:30まで、
第1回日韓大学生の介護意識、生活意識
アンケート結果ゼミ報告会を実施。
韓国からの研究者や学生さんのご参加もあった。
ゼミOBのご参加もあった。
先代のTAさんのご参加もあった。
3大学の受講生が62名。
ゼミ生が19名。
殆どの方は、クロス集計を見たことがあっても
カイ二乗検定をご存じないし、
その検定のプロセスも<初めまして>であろう。
ということで、本番の3日前に急に思い立って
帰無仮説設定の話からカイ二乗分布表の見方
の話まで、当日30分弱のショートレクチャー
をすることにした。
毎年の福祉調査(今年だけ非常勤にお願いした)
の授業の2回目で行うネタなので苦労はなかった。
その後、リハ通りに、担当ゼミメンバーに13個の
有意なクロス表についてコメントしてもらった。
ちょいちょい、私が解説や今後の集計方針
などを入れながら、単調な報告会にならない
ように、イッチョカミした。
ゼミ活動としては、まずまずの出来だと評価
したい。
ゼミ生の皆さん、ご苦労様。
次は、<ゼミ忘年会>。
飲むぞー。
電気代の怪
昨日監督様から聞いた話。
今年の春は、電気代が月1万円ほどしていたのが、
秋以降の数か月は、2000円台で推移していると。
諸物価高騰の折、政府による電気代補助の
制度が始まったのだろうか?
そんな優しい政策が始まったという話は
聞いたことがない。
メーターが壊れたのだろうか。
メーターが壊れれば、そもそも数字が
動かない。
暖房が必要な時期になったので、
今後急にリバウンドするかもしれない。
がしかし、安いことは大歓迎。
寒がりの私は、気にせず暖房を使いたいので。
韓国からのゲスト講師。
昨日の福祉論b。
地下1階の大教室で授業を行っているが、300人超が出席
しているので、結構過密である。
毎年この時期、ゲスト講師に来ていただく。
後期は台湾と日本の介護について学習しているが、
前期に学んだ韓国の介護政策についての振り返り
も行っている。
分かりやすい講義をしていただいたので、
最後の15分の質疑応答時間が足りないほど
<質問>が出る、出る。
マイクを運ぶTAさんも大変であった。
5人の受講生から手が上がる。
男性4人、女性1人。
いずれも現代法学部。
2年生3人、3年生1人、4年生1人。
経済学部、経営学部の受講生もそれぞれ100名前後
いるのだが、質問は出なかった。
コミ部は、時間割の都合か数名しか受講して
いない。
私も1つ質問をした。
すこぶる有意義なゲスト講師の時間であった。
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