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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
無料原稿にもハッスル。
我々大学教員が書く原稿には、2種類ある。
有料原稿と無料原稿だ。有料原稿は、超ウルトラマンモスビッグな一部の教授以外は、ラーゴムな金額だ。
またそのラーゴムさも依頼主によって、やや差がある。
最近書いた原稿で最も嬉しかったのが『健保連海外医療保障』。
規定枚数の倍近く書いてしまったのは、自分の責任なので、規定枚数分の原稿料だと観念していたが、超過分についてもカウントしていただけた。
先月、監督から通帳をちらっと見せていただいただけなので、超過分についてカウントしていただけた点について、ゆっくり確認できていない。
何のことはない、原稿料の多寡は、心理的な話であり、全て家計に入っていくので、個人として自由に使える経済力は変わらない。
矛盾を大いに感じるが、家庭内でエーデル改革または<小遣いもっと増やしてほしい革命>を提案するほどの勇気はないので、観念してこのまま。
さて、無料原稿。代表的なのは、大学紀要への投稿。次に、学内で発行する様々な媒体への寄稿。
私が今ハッスルしているのが、本学の『全学FD会議ニュース』第3号に、掲載する無料原稿だ。テーマは、「私の授業の工夫」。
授業の工夫の仕方は十人十色だし、他の教員が書いた授業の工夫も参考にはならない。あまりにも前提となる条件が異なるからだ。
私自身、試行錯誤しながら、現在のやり方に辿りついたので、手の内をあまり書きたくないのだが、しょうがないと観念して書き進めている。
しょうがなく書き始めたのだが、結構ホンチャンで書いてしまっている。手抜きができない性分は治らないので観念している。
でも、転んでもタダでは起きない性分も同様治らないので、このブログの紹介もしちゃっているんだなあ、これが。
ちょっと前に、授業評価の方法論について、記事を書いたことがある。これも授業の工夫の一環ということで、蛇足として、この無料依頼原稿に、載っける予定なんだなあ、これが。
そう、モラールの上がらない仕事も、自分の方にグイグイ引き寄せて
書いて<楽しめば>結果的にモラールが上がってきて、結構ストレス解消になるのですねえ。
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1ページ2500円で7万円まで
限度で出していたのですが、一部の
先生方から「学内紀要で原稿料なんて
オカシイぜ」と声が上がって
廃止になったのれす。
あり得ない話です。
日本中探しても、そのような例はおそらく皆無だと思いますね。
この業界で24年仕事していますが、そのような例は聞いた事がありません。
おそらく、そのような<不思議な文化>が過去数十年
続いていたのでしょうね。
廃止になって良かったと思います。
学内紀要に2回論文を書きましたが、抜き刷りを別途お願いしたので、逆に研究費から数万円引かれました。
無料で差し上げています。
専任教員の中から
「金が出るなんてオカシイよ」と声が出たのは
まだ良心があったんですね。
というよりも私の記憶がいい加減でした。
私は、抜き刷りを150部注文したのでした。
ご指摘のように50部までは無料でした。
良心教授がこれからも増え続けることを願っています。