『ケアとジェンダーの比較福祉社会学』年内発刊切望中!!『東アジアの高齢者ケア:韓国・台湾のチャレンジ』絶賛販売中!
大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
虐待された子どもたちのためのグループホーム イン 大邱
今回、大邱を訪問したのは、グループホーム<楽しい我が家>を訪問するためでもあった。
親がいてもその親から虐待を受けていた子ども達。
その子ども達のためのグループホームを知り合いの日本人のO先生が、開設された。
そのグループホームのある区では、<楽しい我が家>が初めてであった。
他の区では、2か所ないし3か所のグループホームがある。
KTXで東大邱に着いた後、On先生とホームでお目にかかることになっていたが、先生だけでなく、入居
している小学2年生の女の子も一緒だった。
グループホームに到着し、中学2年生の女子、高校1年生女子にご挨拶。
お昼を一緒に食べる。
<我が家>には、施設長と職員がいる。この二人で、24時間の我が家の運営をされている。私が訪問した時
は施設長の担当日で、この方は日本語が流暢。5年間、日本の児童施設で働いておられたという。
3人の女子にお土産をと考えていたが、何せ、引っ越しのための後片付けで忙しく事前には階に行けなかっ
た(自宅の後片付けは、昨日から開始しています)。
成田に早めに行って、ボディーチェックを受けた後、探し回って、女の子にドンピシャのお土産を<発見す
ること>ができた。
果たして、昼食後にお茶の見ながら、お土産を選んでもらった。
皆、笑顔がカワイイ。
本来なら、3人とお土産のショットを撮りまくるところであるが、グループホームに入ったいきさつを考え
ると、撮影はまずいと思い、我慢した。
プライバシー保護の観点からも、さすがにまずいので。
各部屋に2段ベッドがあるので、6人まで生活できるらしい。
短期間で対処できるケースもあるが、長期の場合もある。
大学に入学した子どもさんもいるし、大人になって、<我が家>のようなグループホームの職員をしている
方もいるそうな。
何よりもびっくりしたのは、3階建のその建物をO先生がお買いになって、ご本人が3階に住んでおられる
ことだ。
2階部分が、女子3人のための生活空間。
1階は、まだ使われていないが、子どものための支援機能を発揮できる仕掛けを考えておられる。
なかなか<実践できる研究者はいない>
そう、O先生は、構造方程式で分析モデルを構築し、データを分析される<ベテラン研究者>なのでR.