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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
ETV<日本のジレンマ>のトュリレンマ!
元旦の夜、作業の合間にテレビのチェンネルをかちゃかちゃしていたら、
同僚が、画面の中にいるではないか。
しかもアップで!
?
?
知らなかったぞーい。
ETV=元NHK教育テレビ
<ニッポンのジレンマ>
若い大学教員3名を含め、様々な分野の若手論客が10名勢揃い。
30代がほとんどで、20代後半も数名。
40歳も独り含まれるかどうか。
3時間のガチトークで面白かった。
我が社我が学部の女性教員S氏は、緊張のせいで、あまり発言できてなかったのが、残念だ。
画面には何度もアップで映っていたのに、コンマ1秒の差で、発言できなかったり、話を持っていかれたり。
本人が一番悔しい思いをしていることであろう。
4回ほど発言を見たが、どこかの研究結果を紹介するだけだった。
もっと、自分の発言をすれば良かったのにと思う。
自分の言葉で、3時間の議論のメインストリームで発言していたのが、<荻上チキ>という名の若手男性評論家。
まだ30歳と言うのに、メッセージ力あり、話の構成力あり。
とにかく、勢いのある話し方で、<話しの内容が分かりやすい>
来年のゼミでゲストとして呼びたい逸材である。
外野からの遠吠えの意見としては、
議論がばらばら。司会のアナウンサーがもっと論点整理、交通整理すべきである。
あれだけ論客が集まって得られた前半90分の結論は
①多様性に対する理解
②中間共同体の崩壊と再構築
③社会的・経済的世代間格差があることの確認
④若者が社会的少数派であること
⑤少子化の根本原因としての男性の生き方の歪さ
⑥インターネットメディアが構築する<もう一つの共同体・ネットワーク>のプラス側面の理解
これぐらいのことは、視聴者の多くの人が理解できているので、これらを前提にして、ディスカッションを180分
して欲しかった。
論客の一人が最後に「徒労感が残った」と言っていたが、夜中の2時まで付き合って見ていた視聴者の方が、
<マンモス・オニ・徒労感>に苛まれたよ。
議論がかみ合わず、一人ひとりが独白しているような散漫な状態だった。
ジレンマの一つ上=トュリレンマをいく状況だった。
次は、40代、50代の論客だけで同じ企画をやってみると面白いと思う。
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昨日のアルコール
350cc の 発泡酒
今朝の血圧・脈拍
右・・・116-83-72
左・・・145-81-73