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NHK大阪な日。

今週金曜日、NHK大阪の夜放送の30分番組に<チョイ役>で出演することになりました。

今回はスウェーデンの高齢者ケアではなく、インドネシア看護師候補者・介護福祉士候補者の受け入れ問題についてです。この問題について、半年間で2本の論文を書きました。

8月上旬に来日されたインドネシアの候補者200余名の皆さんは、全国5か所の研修所に分属し、ただいま日本語研修を集中的に受けておられます。この研修があと5か月続きます。

不思議なことに、この日本語研修の費用約35万円(一人当たり)は、インドネシアの若者を受け入れる病院や特別養護老人ホームが支払うことになっています。このような不思議話が今回の受け入れに関していくつもあります。

その番組は、すでに国際結婚をされて日本での生活の長いフィリピン人の介護スタッフを取材しており、番組は、フィリピンの方の介護現場での適応や問題点に焦点を当てるようです。

私は、最初のインドネシアの部分と最後の全体的な総括の部分で<登場する>予定です。

電話インタビューでもう2時間以上協力しています。

調べてみて分かってきたことは、カナダにおける外国人労働者の受け入れ問題や永住権のことを研究している人が皆無に近いことです。

おびただしい数の研究者が、これまたおびただしい数の研究テーマを日夜研究していることと思いますが、カナダの外国人受け入れのように最近良く取り上げられる重要なテーマなのに、<無人ゾーン>になっている領域があるのですね。

キョトンZZZ。

ディレクターさんがカナダの事情を詳しく知りたいということなので、法政大学の宮島喬先生を紹介しておきました。宮島先生は、ヨーロッパの外国人労働者研究の第一人者です。

<つなげる>ことも社会貢献の1つですね。

つなげたおかげで、私のチョイ役がなくなり、宮島先生がテレビ画面に長時間映っていたとしても、それもアリです。

 

 

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