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スウェーデンの激熱論争!

年間を通して、涼しいあるいは寒い国、スウェーデン。

6月から7月にかけて、太陽が自己主張する暑い日もあるが、私が留学した1998年8月はもう日本でいう秋の気配が漂い長袖が必要だったスウェーデン。

そのスウェーデンで、日本の真夏のような激熱論争が巻き起こっている。

ことの発端は、スウェーデン政府がこの春に、担当部局にデザインを指示したことから。

デザイン再考の対象は、道路標識。

歩行者優先(青色というかライトグリーン色)の道路標識に描かれる人物像が、<男性>ばかりだ!とのクレームを受け、政府が<女性>の道路標識づくりを決定した。

 しかし、である。

スウェーデン政府は、道路標識の人物の髪をロングにし、スカートはかせるという。

はあ!?

スウェーデンの女性は、ロングもいればショートも多い。

スウェーデンの女性は、スカートを履いていない。99%パンツスタイルである。スタイルが良いこともあって、また活動的であるので、ズボン・スラックススタイルである。

ナーシングホームやグループホームでは、スカートを着用している女性高齢者がほとんどであるが、若い人から中年の一般の女性については、スカートはあまり見かけない。

なのに、である。

<女性=長髪+スカート>というステレオタイプに、スウェーデン政府は汚染されているらしい。

ここで、小生からのツッコミ。

非常口を示すピクトグラムはどうするのですか?

こちらも、長髪、スカートに変更?

いっそのこと、女性・男性を超越したユニセックスの人物像を考案し、全て標識はそれに統一したら?

 

 

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