※2023.08.02新規 初めて掲載しました。
旧佐久市の経緯は、昭和36年4月1日に北佐久郡浅間町・東村、南佐久郡野沢町・中込町が合併して旧佐久市が発足します。その後、平成17 年4 月1日に旧佐久市、南佐久郡臼田町、北佐久郡浅科村・望月町の4市町村が合併し新佐久市が誕生し、旧佐久市は消滅します。
旧佐久市は、本州のほぼ中央にあり、長野県における首都圏への玄関口に位置しています。
標高は692mで県下四つの平の一つ、佐久平の中央に位置する高原都市です。 北には浅間山を望み、南に八ヶ岳、蓼科山、東は妙義荒船佐久高原国定公園をもって群馬県に接し、西に北アルプスを望むことができます。
また、千曲川が、滑津川、湯川などの支流を集め、市の中央部を南北に貫流し、肥沃な耕地を形成しています。
市域は、東西28.3km、南北22.7kmで、面積192.62平方km、平成12年の国勢調査時点で人口は6.6万人、世帯数は2.3万世帯でした。
市章は、「さ」を鳥類の飛躍の姿に図案化したもののようです。(昭和37年1月12日制定)
旧佐久市の下水道事業の概要は、
公共下水道事業は、佐久下水道組合が担っています。佐久下水道組合は、旧佐久市と旧臼田町が一体となり広域的に公共下水道事業を行うための組織です。昭和48年に旧佐久市と旧臼田町の中心市街地から着手し、昭和57年に供用開始となりました。
しかし、平成17 年4 月1日の合併で新佐久市が誕生したことに伴い、佐久下水道組合の公共下水道事業は佐久市に引き継がれました。
農業集落排水事業は、志賀、南岩尾、常和、横根、北岩尾・落合、岸野、上平尾で設備、桜井・常田地区は現在公共下水道と接続しているようです。また、小規模集合排水処理事業は藤巻地区、コミュニティ・プラントは平井地区で設備、駒場・瀬戸地区は公共下水道に接続しているようです。
それでは、前置はここまでとしてマンホール蓋の整理を始めます。
最初は、公共下水道に関わる蓋です。
旧佐久市の公共下水道事業は、佐久下水道組合が担っていましたが旧佐久市に設置されていたマンホール蓋と旧臼田町に設置されていたマンホール蓋はデザインが違っているので、こうちらで紹介(別途、佐久下水道組合のマンホール蓋は整理します)します。
こちらは、佐久市下水道管理センター内のカラー展示蓋です。
市の花「コスモス」がデザインされ、右下に「佐久市公共下水道」、左下に耐荷重量記号「T-14」と表記された汚水蓋です。
こちらはノンカラーの設置蓋です。
左蓋は耐荷重量記号「T-14」、右蓋は耐荷重量記号「T-25」と表記されています。
こちらは親子蓋です。
こちらは小型のカラー蓋です。
JR小海線・岩村田駅近くの美容室「ツカタ」横の脇道に設置されています。
こちらはノンカラ蓋です。
以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
最初はJIS規格模様の蓋です。
こちらは、佐久リサーチパーク内を通る道路で見つけました。
こちらは、左蓋には「車道」、右蓋には「軽車」と表記されています。
こちらは亀甲模様の蓋です。
こちらは小型蓋です。
こちらは平行四辺形を組み合わせたような模様の蓋です。
こちらは小型蓋です。
こちらは、インターロッキングブロック型の蓋です。
北陸新幹線・佐久平駅の蓼科口付近の歩道に設置されていました。
こちらは、雨水枡の蓋と思われます。
中央に市の花「コスモス」がデザインされています。
以降では、農業集落排水に関わるマンホール蓋を整理します。
こちらは志賀地区で見つけたマンホール蓋です。
こちらは南岩尾地区で見つけたマンホール蓋です。
こちらは北岩尾・落合地区で見つけたマンホール蓋です。
こちらは岸野地区で見つけたマンホール蓋です。
こちらは桜井・常田地区で見つけたマンホール蓋です。
桜井・常田地区は農業集落排水事業の該当地区でしたが、今は公共下水道に接続されているようです。
こちらの小型蓋には「集排」の表記があります。
宅内の枡蓋でしょうか。
次は、コミュニティ・プラントに関わるマンホール蓋を整理します。
こちらは瀬戸地区で見つけたマンホール蓋です。
瀬戸地区はコミュニティ・プラント事業の該当地区でしたが、今は公共下水道に接続されているようです。
中央の市章の下に「瀬戸下水道」の表記があります。
最後は、防火貯水槽の蓋です。
以上で、その2.旧佐久市のマンホール蓋の整理は終了です。
整理してみると農業集落排水該当地区、コミュニティ・プラント該当地区など訪問していない地区は残っている事に気がつきました。距離的になかなか訪問が難しい所ですが、機会を見つけて再訪できたらと思っています。