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埼玉県桶川市のマンホール蓋(その1)公共下水道関係

2023-02-17 21:41:12 | マンホール蓋

※2023.02.13更新 第18弾として配布されたマンホールカードを追加しました。
※2022.09.10更新 旧来のデザイン蓋3枚、スリップ防止模様の蓋1枚を追加しました。
※2022.03.01更新 桶川市マスコットキャラクター「オケちゃん」のカラーデザイン蓋・ノンカラー蓋、デザイン蓋や規格模様蓋のタイプ違い、小型マンホール蓋のデザイン蓋などを追加しました。
※2020/06/25更新 公共下水道関係として整理し、写真サイズの統一、現時点で収集した最新のマンホール画像を反映しました。また、第12弾として配布開始されたマンホールカードの情報を追加しました。

現在の桶川市は、昭和30年に桶川町・加納村・川田谷村が合併して新たな桶川町が成立し、以降少しの編入・分離があり昭和45年11月3日の市制施行で桶川市が誕生し、現在に至っています。

桶川市は、首都東京から43km程の距離にあり、埼玉県の中央部に位置しています。東は元荒川をへだて、久喜市および蓮田市に、西は荒川を境に川島町に、南は上尾市および伊奈町に、北は鴻巣市および北本市に隣接しています。また、面積は25.35平方キロメートル、人口は令和2年6月1日現在で7.5万人強、世帯数は3.2万強となっています。

その昔、江戸から10里、近隣からの農産物の集散地という地の利を得て、人々が自然に集まってくるため、中山道の宿場町として栄えました。
明治以降は、麦、さつまいも、べに花などの集散地として栄え、堂々たる蔵造りの店が現在も残り、当時の繁栄を今に伝えています。
そして現在、“みんなで つくり 育む 活気あふれる交通拠点都市 おけがわ” を目標としたまちづくりの実現に向けた、着実な歩みを踏み出しております。

市章は、頭文字のオケを組み合わせて、市民の連帯、協力を表し、市の将来の向上、飛躍を象徴した希望の姿を表したものです。(昭和43年11月1日桶川町の町章として制定、市制施行後も継続されました)

市の花は「ツツジ」、町の木は「ケアキ」、市民の花は「紅花」、「芝桜」、「アジサイ」、「ヒマワリ」、「サザンカ」の5種、市民の木は「ナラ」、「イチョウ」、「泰山木」、「モクセイ」、「カキ」の5種です。(昭和51年10月1日制定)(以上は、桶川市HPより)

桶川市は、江戸時代に旧中山道で日本橋から6番目の宿場となる桶川宿が置かれていた所で、今でも蔵作りの建物など宿場町の面影を残こしています。
また、江戸時代に周辺部で栽培されていた紅花は「桶川臙脂」としてその名を知られ、最上地方に次いで2番目の収穫高を誇っていましたが、明治期に入ると化学染料の導入などから次第に衰退していきました。
現在市では、マスコットキャラクター『オケちゃん』をはじめ、「べに花」をシンボルとしたまちをづくりを行い、 毎年6月には「ベニバナまつり」が行われます。
蔵づくり。

ベニバナ。


市の紹介はここまでとし、次は公共下水道に係わる情報です。
桶川市の公共下水道は、雨水と汚水を分けて処理する分流方式を採用しています。雨水は、そのまま河川に放出されます。汚水は、埼玉県の荒川左岸北部流域下水道に接続し、桶川市にある元荒川水循環センターで最終処理され元荒川に放流されています。

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
最初は、桶川市が配布するマンホールカードの紹介です。
桶川市は、2023年1月28日より第18弾として2種類目となるマンホールカードの配布を始めました。
 (2023.02.17追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
市民の花「紅花」を頭に咲かせた桶川市のマスコットキャラクター「オケちゃん」が「中山道桶川宿」を散策している様子を描いたマンホール蓋です。 背景には、桶川宿の街並みと市民の木「イチョウ」が描かれ、下水道事業のイメージアップだけでなく、まちづくりのシンボルの一つとなることを期待してデザインされています。 桶川市は江戸時代、農産物の集散地兼宿場町でした。 特に紅花は全国で二番目の生産量を誇り、「桶川臙脂(えんじ)」の名で全国に知られ、紅花宿と呼ばれるほどに栄えました。 現在でも中山道沿いには宿場町の面影が残っており、当時の繁栄を今に伝えています。

また、2020年6月8日より第12弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
桶川市では、「べに花の郷 桶川市」のキャッチフレーズを掲げ、まちづくりを行っています。 桶川における紅花の生産は、天明・寛政年間に江戸商人がその種子をもたらしたことから始まり、「桶川臙脂(えんじ)」の名で全国に知られ、紅花宿とよばれるほどに栄え、大きな富と文化をもたらしました。 しかし、明治期に入ると化学染料の導入などから次第に衰退してしまいます。 江戸時代に経済的な繁栄をもたらした紅花が、百年を経た今文化的な成熟をもたらす。 そんな願いを込めて、紅花を市民の花と定め、まちづくりのシンボルとしてこのマンホールもデザインされました。 

こちらは、中山道宿場館に展示されていたカラーデザイン蓋です。
(2022.03.01追加)

こちらは、桶川駅西口・ロータリーの歩道に設置されているマンホールカードの座標軸のカラーデザイン蓋です。
右蓋が左蓋に置き換えられました。
 
近くには雨水蓋も設置されています。
右蓋が左蓋に置き換えられました。
 
こちらは、上記のノンカラー蓋です。
こちらの蓋には用途記載がありません。

こちらは雨水蓋です。
  (2022.03.01追加)
こちらは、枠に模様があります。
(2022.0910追加)

こちらは汚水蓋です。
   (2022.09.10追加)
こちらは、枠に模様があります。

こちらは、上記と同じデザインですがスリップ防止模様のマンホール蓋です。
左蓋は左下に「う」(雨水蓋)、右蓋は左下に「お」(汚水蓋)と書かれています。
 

次は、以前から設置されているもう一つのカラーデザイン蓋です。
市の花「ツツジ」と市の木「ケヤキ」、そして「OKEGAWA」の名前が入る飛行船がデザインされています。
  
桶川市と飛行船のつながりは、
㈱日本飛行船が、2005年から2010年まで市を流れる荒川の河川敷にある本田エアポートを運航基地とし、自社保有の飛行船を運航して広告宣伝・航空撮影・地質調査・測量・遊覧飛行などの事業を行っていた事にあるようです。

こちらは、ノンカラーの蓋です。
こちらは雨水蓋です。
こちらは、枠に模様があります。
 

こちらは汚水蓋です。
 (2022.09.10追加)
こちらは、枠に模様があります。
   

こちらは、第18弾として配布開始したマンホールカードに示された座標軸のカラー蓋です。
桶川駅東口から旧中山道に向かい、旧中山道と交差する桶川駅前信号を左(中山道宿場館方向)に折れ少し進むと彩の菓子処「おき川本店」付近の歩道に設置されています。
 (2022.03.01追加)
こちらはノンカラー蓋です。
JR高崎線・桶川駅東口の再開発エリアの歩道に設置されています。また、同エリアにはカラー蓋も設置されています。
 (2022.03.01追加)

次は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
こちらは、JIS規格模様のマンホール蓋です。
こちらの蓋には、用途記載がありません。

次は、亀甲模様のマンホール蓋です。
いずれも汚水蓋です。
こちらの蓋には「汚水」の文字の間に「。」があります。
 
こちらには「。」がありません。

次は、毘沙門亀甲模様のマンホール蓋です。
こちらは雨水蓋です。
 
こちらは汚水蓋です。
 

こちらは、〇が繋がったような模様のマンホール蓋です。
いずれも汚水蓋です。
 

次は、スリップ防止模様のマンホール蓋です。
こちらは、模様のタイプごとに整理します。
スリップ防止模様の蓋に整理すべきか迷いましたが、こちらで整理しました。
(2022.09.10追加)
以降は、スリップ防止模様(ASD(Anti-Slipping Design))の蓋です。
中央には、市章の代わりに市の花「べにばな」が描かれ、ベニバナの下に左蓋は「う」(雨水)、右蓋は「お」(汚水)と書かれています。
 
こちらも中央に、市の花「べにばな」、左蓋は右下に「うすい」、右蓋には「おすい」と書かれています。
 
こちらも中央に、市の花「べにばな」、右下に「うすい」と左下に「おけがわ」と表記されています。
(2022.03.01追加)
こちらは枠に模様のある蓋です。
左蓋は右下に「うすい」と左下に「おけがわ」、右蓋には右下に「おすい」と書かれています。
 
こちらも中央に市の花「べにばな」、右下に「おすい」と書かれています。

こちらも中央に市の花「べにばな」、中央下に「おすい」と書かれています。

最後は、コンクリート製の蓋です。
いずれも用途記載がありません。
 

こちらは角蓋です。
こちらの蓋には、中央の市章の上が「汚水」、下が「最終端」と表記されています。
近くには流域下水道の蓋(右蓋)がありますので、桶川市の公共下水道が流域下水道に接続する部分の蓋ではないかと想像します。
 (2022.03.01追加)
こちらの蓋には、中央の市章の上が「第4-2」、下が「最終端」と表記されています。
こちらは、公共下水道の区域の最終端のマンホール蓋ではないかと想像します。

次は、小型マンホール蓋です。
こちらは、前出と同じデザインの小型マンホール蓋です。
いずれも汚水蓋です。
  (2022.03.01追加)

次は、規格模様の蓋です。
こちらは、亀甲模様の汚水蓋です。

こちらも、他自治体でよく見かける模様の汚水蓋です。

こちらは、コンクリート製の蓋です。
 
こちらは、プラスティック製の汚水枡の蓋です。
 

最後は、雨水集積枡の蓋です。
こちらは、中央に市の花「べにばな」下見えます。

こちらは、中央に市章、対角に市の花「ベニバナ」が描かれています。
 
こちらは、中央に市章のみの蓋です。

以上で、その1.公共下水道関係の蓋の整理は終了です。
次回(その2)では、上記以外の上水道関係の蓋を整理してみます。

コメント (1)
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