※2022.06.21更新 未訪問だった杉戸幹線、白岡幹線、岩槻幹線、宮代幹線、中央西幹線、川口幹線の6幹線と放流渠の蓋25枚を追加しました。
※2022.03.12更新 浦和幹線のマンホール蓋(親子蓋含む)を2枚追加しました。
埼玉県水道局が事業運営する流域下水道には、荒川左岸南部流域下水道、荒川左岸北部流域下水道、荒川右岸流域下水道、中川流域下水道、古利根川流域下水道、荒川上流流域下水道、市野川流域下水道、利根川右岸流域下水道の8流域下水道が整備されています。
今回は、中川流域下水道に係わる蓋を整理します。
中川流域下水道に接続する関係自治体は、越谷市、草加市、三郷市、八潮市、春日部市、蓮田市、幸手市、吉川市、白岡市、伊奈町、宮代町、杉戸町、松伏町、川口市(一部)、さいたま市(一部)の11市4町です。
幹線は、中央幹線、中央幹線(二期管)、杉戸幹線、伊奈幹線、白岡幹線、岩槻幹線、宮代幹線、中央西幹線、浦和幹線、川口幹線、中川幹線、三郷幹線の12幹線があります。
汚水の最終処理は、三郷市にある中川水循環センターで行われ中川に放流されるようです。
埼玉県流域下水道の8種類のマンホールカードは、第4弾として平成29年1月に川越市で開催された「マンホールサミット2017」の会場で先行配布され、公式には4月より配布されました。
こちらが、中川流域下水道のマンホールカードです。
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
中川流域下水道の整備による清流復活を願い、かって中川で盛んに行われていた「投網漁」をモチーフに図案化したデザイン蓋です。 投網漁は、裾の部分が袋状になった網を船や岸などから投げて獲物を捕らえる漁法で、漁師が豪快に網を放つ様子は見る者を魅了します。 本デザインはまさにその「投げ」の瞬間を切り取ったもので、飛び跳ねる魚の姿が大漁をイメージさせます。記載座標にあるマンホール蓋は、直径の異なる2枚の蓋を組み合わせた「親子蓋」に使用されており、機械の出し入れ(直径90cm)と人の出入り(直径60cm)で蓋の使い分けができる仕組みになっています。
中川水循環センターは何度か訪問しているのですが、入口の風景は撮っていないようでパスし、センター内に展示されていた流域下水道のカラーデザイン蓋からです。
こちらは、センター敷地内に屋外展示されている流域下水道に接続する関連自治体のマンホール蓋です。
こんな感じで設置されています。
こちらが関連自治体の展示蓋です。
左蓋は越谷市、右蓋は草加市です。
左蓋は三郷市、右蓋は八潮市です。
左蓋は春日部市、右蓋は旧庄和町(現:春日部市)です。
左蓋は蓮田市、右蓋は幸手市です。
左蓋は吉川市、右蓋は白岡市です。
左蓋は伊奈町、右蓋は宮代町です。
左蓋は杉戸町、右蓋は松伏町です。
左蓋は川口市、右蓋は旧岩槻市(現:さいたま市)です。
左蓋は旧浦和市(現:さいたま市)です。
左蓋は春日部ポンプ場、右蓋は中川下水処理場と書かれています。
こちらは、中川水循環センター内に設置されているカラー蓋です。
それでは、マンホール蓋の整理に入ります。
最初は、中央幹線(二期管)に係わる蓋(記号「チュⅡ-99」が付いています)です。
こちらは、マンホールカードに印刷されている蓋で、下部の管理番号欄に「チュⅡ-12-1」が表記されています。
こちらはノンカラー蓋です。下部の管理番号欄に左蓋は「チュⅡ-13-1」、右蓋は「チュⅡ17-3」が表記されています。
(2022.06.21追加)
こちらは親子蓋です。下部の管理番号欄に「チュⅡ-18-2」が表記されています。
こちらの蓋は、投網を打っている漁師の上着が前記の蓋と比べ凹凸が逆になっています。下部の管理番号欄の背景色がオレンジ色の蓋が凹凸が逆になっているようです。
(2022.06.21追加)
こちらはスリップ防止型のΦ900の蓋です。下部の管理番号欄に「チュⅡ13」が表記されています。
こちらは、グレーチング型の蓋です。下部の管理番号欄に「チュⅡ16-2」が表記されています。
(2022.06.21追加)
こちらは、角蓋が連なった特殊な形態の蓋です。下部の管理番号欄に「チュⅡ16-4」が表記されています。
(2022.06.21追加)
次は、中央幹線に係わる蓋(記号「チュウ-99」が付いています)です。
下部の管理番号欄(黄色)に左蓋は「チュウ-58」、右蓋は「チュ-37」が表記されています。
(2022.06.21追加)
こちらは枠に模様があります。
下部の管理番号欄に「チュウ-59」が表記されています。
こちらは親子蓋です。
下部の管理番号欄に左蓋は「チュウ-37」、右蓋は「チュウ-38」が表記されています。
(2022.06.21追加)
こちらはJIS規格模様の蓋です。
中央の埼玉県の県章の下にある管理番号欄に「チュウ-67」が表記されています。
こちらは耐圧タイプの蓋です。
いずれの蓋も、中央の埼玉県の県章の下にある管理番号欄に「チュウ36」が表記されています。
右蓋はΦ900のサイズです。
次は、伊奈幹線に係わる蓋(記号「イナ-99」が付いています)です。
下部の管理番号欄に「イナ-7」が表記されています。
こちらはJIS規格模様の蓋です。
中央の埼玉県の県章の下にある管理番号欄に「イナ-6」が表記されています。
次は、中川幹線に係わる蓋(記号「ナカ-99」が付いています)です。
下部の管理番号欄に右蓋は「ナカ-9」、左蓋は「ナカ-23」が表記されています。
(2022.06.21追加)
こちらは枠に模様があります。
下部の管理番号欄に「ナカ-26」が表記されています。
こちらは親子蓋です。
下部の管理番号欄に「ナカ-24」が表記されています。
次は、三郷幹線に係わる蓋(記号「ミサ-99」が付いています)です。
下部の管理番号欄に「ミサ-2-1」が表記されています。
こちらは親子蓋です。
下部の管理番号欄に左蓋は「ミサ-2」、右蓋は「ミサ-4」が表記されています。
(2022.06.21追加)
次は、浦和幹線に係わる蓋(記号「ウラ-99」が付いています)です。
下部の管理番号欄に「ウラ-1-3」と表記されています。
(2022.03.12追加)
こちらは親子蓋です。
下部の管理番号欄に「ウラ-1-1」が表記されています。
(2022.03.12追加)
次は、杉戸幹線に係わる蓋(記号「スギ-99」が付いています)です。
下部の管理番号欄に「スギ-6」と表記されています。
(2022.06.21追加)
こちらは、枠に模様があります。
下部の管理番号欄に「スギ-1」と表記されています。
(2022.06.21追加)
こちらは親子蓋です。下部の管理番号欄に「スギ-9-1」と表記されています。
(2022.06.21追加)
次は、白岡幹線に係わる蓋(記号「シラ-99」が付いています)です。
下部の管理番号欄に左蓋は「シラ-9」、右蓋は「シラ-10」と表記されています。
(2022.06.21追加2)
こちらはノンカラー蓋です。下部の管理番号欄に「シラ-8」と表記されています。
(2022.06.21追加)
次は、岩槻幹線に係わる蓋(記号「イワ-99」が付いています)です。
下部の管理番号欄に「イワ-1」と表記されています。
(2022.06.21追加)
次は、宮代幹線に係わる蓋(記号「ミヤ-99」が付いています)です。
下部の管理番号欄に「ミヤ-7」と表記されています。「流量計」と書かれた右蓋は、左蓋の近くに設置されていました。
(2022.06.21追加2)
こちらはJIS規格模様の蓋です。
中央の埼玉県の県章の下にある管理番号欄に「ミヤ-4」が表記されています。「流量計」と書かれた右蓋は、左蓋の近くに設置されていました。
(2022.06.21追加2)
次は、中央西幹線に係わる蓋(記号「ニシ-99」が付いています)です。
下部の管理番号欄に左蓋は「ニシ-1」、右蓋は「ニシ-5」と表記されています。
(2022.06.21追加2)
次は、川口幹線に係わる蓋(記号「カワ-99」が付いています)です。
こちらは親子蓋です。下部の管理番号欄に「カワ-2-1」と表記されています。
(2022.06.21追加)
最後は、中川水循環センターから処理後水を放流するための放流渠(放流樋管)の蓋です。
こちらは耐圧タイプの蓋です。中央の市章の下の管理番号欄に「ホ-8-①」と表記されています。
(2022.06.21追加)
こちらは上記の蓋の近くに設置されているΦ900サイズの耐圧タイプの蓋です。
中央の市章の下の管理番号欄に左蓋は「ホ-8-②」、右蓋は「ホ-8-③」と表記されています
(2022.06.21追加)
以上で、その7.中川流域下水道の蓋の整理は終了です。