旧八坂村の沿革は、明治8年2月に8村1支郷が合併し八坂村が誕生します。その後、明治22年4月町村制が施行され、平成18年1月1日、大町市と八坂村、美麻村が編入合併し閉村となりました。
村の花は「ヤマザクラ」、村の木は「ケヤキ」、村の鳥は「ウグイス」です。
旧八坂村には公共下水道設備の導入は無いようですが、農業集落排水設備が切久保地区、明野地区、野平地区、船場地区の4地区に導入されています。
前段はココ迄です。
今回、2019年春のJR青春18切符を利用し、3月12日から1泊で松本方面に旅行した際、大町市にマンホールカード入手とマンホール蓋の写真を撮るため訪問しました。
マンホールカード入手の際、当該マンホール蓋の設置場所が書かれた案内図を頂戴しました。その案内図に、「八坂地区のマンホール蓋にも足を運んでみませんか」のタイトルと共にカラーマンホール蓋が掲載されていました。
何んとか八坂地区のカラーマンホール蓋を撮りたい、そこで観光案内所の方に行き方をお尋ねしました。
車の運転が出来ない私は、移動手段は公共交通機関を利用するしかありません。信濃大町駅から歩く事も可能ですが、今回計画した時間では無理、バスの時刻表を頂戴し検討しました。
このカラーマンホール蓋は、八坂支所近くにある八坂情報コミュニティーセンターアキツに展示されています。八坂支所に向かうバスは信濃大町駅7時55分が始発、このバスに乗車できれば帰りのバスが八坂支所9時36分発に乗車可能、八坂地区の滞在時間は1時間20分程あり何とかなりそうです。
翌13日、松本市内に宿泊しているので松本駅を6時28分発の信濃大町駅行きに乗車、信濃大町駅には7時29分着予定です。ところが、運悪く篠ノ井線内での人身事故の影響で電車は1時間程遅れ、信濃大町駅に到着したのは8時を回っていました。
こうなるとタクシーしかありません。直ぐにタクシーに乗車し八坂支所に、峠にあるトンネルを抜け下った所にありました。
支所で確認し、八坂情報コミュニティーセンターアキツは支所から直ぐの場所でした。
ここまでくる道のりは長かった、やっとカラー展示蓋に出会う事が出来ました。
デザインは、八坂村の村の花「ヤマザクラ」と八坂の民話「大姥山の金太郎伝説」にちなんで金太郎が描かれています。
伝説についてはこちらをご覧ください。
http://www.shinshu-yasaka.com/p08.htm
次に、実際に設置されているマンホール蓋を写そうと支所の周りをウロウロするも見当たりません。そこで、支所に戻りマンホール蓋の設置場所をお尋ねすると、いずれも歩いて行ける場所は難しそうです。
実は、この時に農業集落排水設備が設置されている地区は下調べしていませんでした。支所周辺にはマンホール蓋があると思い込んでいたのです。
諦めかけている時に、支所の職員から近くの明野地区に設置されているとの情報が、場所を確認するとバス停で4つ手前、坂道を登り返すしかありません。
帰りのバス発車時刻まで30分程、必死に歩き明野地区に到着、マンホール蓋を探し何とか撮る事が出来ました。
撮り終わったのはバス発車時刻の10分前、何とか予定したバスに乗車する事が出来きました。
撮った蓋はたった2枚ですが、本当に記憶に残るマンホール蓋になりました。