牛コラム

肥育牛と美味しい牛肉のはなし

鹿児島県も子牛市場再開

2010-07-25 22:22:23 | 素牛

鹿児島県内においても、7/20より子牛市場が再開された。
早速、1車を導入した。
本来は5月上旬に予定されていた子牛であったが、約75日間の延期を余儀なくされた子牛であり、平均日齢が360日であったが、330日齢以下の子牛を選定した。
導入牛の平均相場は、予測通り若干安価で日齢の割合からは下落気味であった。
DG0.85kg程度で、若干小さめであり、相対的に体高は問題ないが体幅にやや欠けるものが大部分を占めた。
濃厚飼料を食い込んでいたと見えて、乾草の食い込みも今いちであった。
輸送トラックは、従来12.5㌧車に28頭を積載しているが、今回は平均体重が大きいことを見越して、1車25頭としたが、それでも積載頭数は目一杯であり、次回からは22頭程度がよいと判断した次第である。
ところで、九州から素牛を導入すると有って、管轄する家畜保健所から、口蹄疫がらみで導入時の臨床検査や消毒を実施したいとの申し出があり、土曜早朝であったにも関わらず、同所の担当者が立ち会った。
写真は、搬送トラックとともに、導入牛の消毒を実施したときの様子である。