さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

上映会   シンポジウム

2010-04-05 | 催し物
 せっかくの桜も、この曇り空ではぼんやりとしか目に映りません。

 あすは晴れそうですので、期待しましょう。



                              



 土井敏邦さんからいただいたメールをご紹介します。





       映画「“私”を生きる」

          ―完成記念上映会-



【映画「“私”を生きる」とは】



東京都の教育現場で、急激に“右傾化”が進んでいる。卒業式・入学式で「日の丸・君が代」が強制され、教師たちの言論は、厳しく統制されてきた。

その「教育の統制」の巨大な流れに独り毅然と抗い、“教育現場での自由と民主主義”を守るため、弾圧と闘いながら、“私”を貫く教師たちがいる。



 これは「教育」問題や「日の丸・君が代」問題を論じるドキュメンタリーではない。

日本社会の“右傾化”“戦前への回帰”に抵抗し、“自分が自分であり続ける”ために、凛として闘う、3人の教師たちの“生き様”の記録である。

                                       

      ―出演―


【根津公子】(中学校教員・家庭科)

 卒業式・入学式の「国歌斉唱」で不起立を続け、3年にわたり、「6ヵ月の停職処分」を受けてきた。

「『教員を続けるために起立しては』と言われるけど、私は『今の状態は危ない。上からの命令に黙って従うことは恐ろしい明日を創ってしまう』と子どもたちに身体ごと訴え、伝えていく責任があります。それが今一番必要な教育だと思っています」



【佐藤美和子】(小学校教員・音楽専科)

キリスト者として、天皇制につながる「君が代」伴奏を拒否し、何度も理不尽な異動を強いられてきた。

「辛いと感じる自分の存在に意味があると思えるようになりました。カナリヤが炭鉱の危険を知らせるように、強制がもたらす苦しみ、今の学校の危険、この国が進む方向の危険を知らせる役割を担うことができれば幸せだし、それが私の役目だと思えてきたんです」


【土肥信雄】(元三鷹高校校長)

 都教育委員会による学校現場への言論統制に、現職の校長として初めて公に異議を唱えた。

「教育がどんどん右傾化している。言論の自由がなくなったときに、戦前の日本に戻るのではないかという恐怖心があります。以前は不安でも言えなかったが、今言わなければ、あの時の一点になっていなければ後悔する、その後悔だけはしたくなかったんです」



      ―スタッフ―


【監督・撮影・編集】  土井敏邦

【編集協力】 森内康博(らくだスタジオ)

【デザイン】 野田雅也

【製作】     「“私”を生きる」制作実行委員会(代表・橋倉須美子)



【上映会のご案内】


【日時】 2010年4月11日(日) (開場)午後1時半 (開演)午後2時

【場所】 明治大学駿河台キャンパス リバティータワー(地下1F 1001教室)
    (JR中央線・総武線、東京メトロ丸の内線/「御茶ノ水」駅下車 徒歩3分)

       http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html


【参加費】 500円(会場費として)

      学生は無料



【共催】  「“私”を生きる」制作実行委員会 /現代史研究会


【連絡先】 (メール):doitoshikuni@mail.goo.ne.jp

     

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
土井敏邦 (DOI , Toshikuni)
URL : http://www.doi-toshikuni.net/           (コラム「日々の雑感」)

『ガザの悲劇は終わっていない』
          (岩波ブックレット/7月7日出版)

映画「沈黙を破る」
URL : http://www.cine.co.jp/chinmoku/
 
DVD発売 2010年3月5日から



                              



 「すくらむ」からの転載です。





      シンポジウム「貧困ビジネス被害を考える
               ~被害現場からの連続報告」



 貧困問題の深刻化が進むなか、生活困窮者をターゲットとしたいわゆる「貧困ビジネス」による被害の実態が明らかになりつつあり、マスコミ報道等によっても注目を集めています。とはいえ、その実態は多岐にわたり、貧困問題や消費者問題に取り組む弁護士の間でもその実態と問題点が十分に理解されているとはいい難く、また、その法的問題点と被害救済のノウハウの蓄積も現在進みつつあるものの、広く共有されているともいい難いのが実情です。


 そこで、「貧困ビジネス」の実態把握・救済活動の第一線に立つ弁護士・支援者らの経験・知識を共有化し、今後の法的問題点・被害救済方策等を検討するシンポジウムを開催します。



 日時 2010年4月12日(月)18:00~20:30(開場 17:30)


 場所 弁護士会館2階 講堂クレオA   (千代田区霞が関1-1-3
     地下鉄丸の内線・日比谷線・千代田線
     「霞ヶ関駅」B1-b出口直結)



 参加費等 参加無料
      (※事前申込は必須ではありませんが
       参加者数把握のため、できる限りお申し込みください)



 内容(予定)


 ◆基調報告 湯浅誠氏(反貧困ネットワーク事務局長)


 ◆「無料低額宿泊所」問題についての報告
   藤田孝典 氏(NPO法人ほっとポット代表理事)


 ◆「追い出し屋」問題被害についての報告
   増田尚弁護士(大阪弁護士会・全国追い出し屋対策会議代表幹事)


 ◆「派遣労働における搾取事例」についての報告
   船崎まみ弁護士(愛知県弁護士会・
        愛知県派遣村実行委員会委員)


 ◆被害救済方策等についての討議


 主催 日本弁護士連合会


 問合せ先 日本弁護士連合会 人権部人権第一課
 http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/100412.html



           国公一般ブログ

                http://ameblo.jp/kokkoippan/


                              


          




 
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