私の住んでいる団地から隣の団地に入ってすぐの所に、小さな商店街があります。
細々とした経営のように見受けられます。
その中に、空き店舗を活用した「どんぐりパンや」さんがあり、知的障害者たちのパン工房とお店があります。
先日、そのお店で初めて買いました。
写真の左側が“雪駄くん”右側が“コーヒーケーキ”です。
ほんのりとした甘さでおいしかったですよ~!
日本には「障害者自立支援法」という法律があります。
“自立を支援”とはいい言葉ですけど・・・。
障害者の就労支援をしている小規模作業所が、入所人員を増やしたり施設を大きくしたりして、自立支援法に基づく施設にすると、利用料の負担がかかるそうです。
では現状の小規模のままではどうかというと、少額の補助しか受けられません。
施設で働く職員の給料を低くし、利用者(の家族)からは利用料を取る、ということで運営しなければなりません。
これで、障害者が自立して暮らせる収入が得られるのでしょうか。
職員が生きいきと働けるのでしょうか。
安斉きみ子市議のニュースによると、先進諸外国では障害者に対して賃金の保証をしたりして、手厚い支援をおこなっているそうです。
ニュースには、
福祉職場の労働組合である、全国福祉労働組合では、2007年8月15日にジュネーブにあるILO本部にたいして、こうした日本の障害者の労働実態は国際労働条約に反するとして提訴、これが受理されました。昨年11月から12月にかけてILO本部からの調査がおこなわれました。その結果、日本の企業の法定雇用率が下まわり続けていることに厳しい勧告を検討しているとも伝えられています。
ともあります。
みんなが幸せに暮らせるようにしたいですね。