さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

議場内交渉係

2011-01-31 | 暮らし

 毎週土曜日の午後、
 佐々木憲昭衆院議員からメールマガジンを送っていただいています。

 「憲昭eたより」は、
 気っ風の良さと、わかりやすさが気に入っています。

 「ムネオハウス」以来の憲昭ファンである夫も好きで、
 私が印刷したものを、楽しみにして読んでいます。


 おとといのメルマガには、
 初めて見た言葉がありました。

 議場内交渉係 です。

 ここに、かいつまんでご紹介しようと思ったのですが、
 かいつまもうとしても、
 結局は全文になってしまいそうですので、
 申し訳ありませんが「議場内交渉係」の部分だけ、
 転載させていただきます。

 
 以下、転載部分です。




  ここで一口メモ――「議場内交渉係」とは何か。たとえば、総理答弁を
 議場内でチェックして質問に答えているかを確認し、答弁漏れがあったら
 壇上にのぼって他党の係と掛け合って再答弁をさせるなど、議場内の議事
 運営に関する交渉をおこなう係のことです。民主、自民、公明の会派には、
 「議場内“交渉”係」が一定数割り当てられており、日本共産党や社民党
 には、「議場内“連絡”係」が割り当てられています。私は、「議場内連
 絡係」として壇上の交渉に参加しています。しかし「連絡係」ですから交
 渉の発議が出来ません。そのうえ、大会派の「交渉係」は演壇のすぐ横の
 階段から壇上にのぼりますが、「連絡係」のばあいは呼びかけに応じて脇
 から大臣席の後ろを歩いて、議長席脇の交渉の場に行くのです。大会派と
 小会派では、歩くルートも違う! さらに小さな会派になると「連絡係」
 の割り当てさえありません。国会というところは“数こそ力”です。議席
 数で扱いがこんなに違うのです。

  話をもとに戻しましょう。――自民党の「議場内交渉係」議員は「党と
 してこんな方針は決めていない。削除せよ」と猛烈に抗議し、民主党もこ
 れに応じて「削除する」ことになりました。菅総理の答弁は、これを手始
 めに次から次と「答弁漏れ」が明らかとなるなど、ずさんなものでした。
  日本共産党の志位委員長に対する答弁でも、答弁漏れがありました。志
 位委員長は「農産物だけで4兆1千億円もの生産減による減収を、すべて所
 得補償で補うのですか。その財源をどこから持ってくるのですか」と聞い
 たのです。これに対して、総理から答弁がありませんでした。
  私は、ただちに自民党の「交渉係」議員に「答弁漏れ」を連絡して交渉
 議題にあげてもらい、議場内交渉に臨みました。民主党の「交渉係」は、
 「いま、担当のところで検討しているが、すぐには回答できない。あとで
 説明に伺います」というのです。志位委員長の質問に、早くも総理が答弁
 不能に陥ったことを示すものでした。
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