アフリカ・エチオピアの少女 シェレミ 4歳
体重 わずか10kg
生命の危険のある重い栄養失調
医師団は ごく薄い治療用ミルクを
1日8回 24時間体制で与える
シェレミは 浮腫による痛みもあって
ミルクを飲むことさえも嫌がる
それでも次第に浮腫はひき
次に 少し濃い治療用ミルクへ
そしていよいよ
治療用ミルクと 1日3食の栄養治療食・RUF
治療開始から10日
シェレミは 生き生きとした子どもらしい表情をとり戻した
例年にない干ばつにあえぐエチオピアでは、国際的な食料価格の高騰などが食糧不足に拍車をかけ、栄養失調が急増。
収穫の端境期による飢餓で事態は深刻なレベルに陥りました。国境なき医師団(MSF)は今年5月から、同国南部オロミヤ州およびその周辺で緊急栄養治療プログラムを開始、栄養失調児の治療にあたっています。
ここでも効果を発揮しているのが、すでにMSFのニジェールにおけるプログラムで栄養治療に革命をもたらした、栄養治療食(RUF)です。
(チラシより)
国境なき医師団 日本
http://www.msf.or.jp/index2.php
世界には、食糧不足で命をなくす人がいるのに、ここ瑞穂の国では、強制的に田圃を減らし、不足したお米をわざわざ輸入する愚かさ、罪深さ。
追記 2008.9.10
現在のお米の輸入について書き加えます。
「お米が足りないので」という素朴な理由で輸入するのではなく、今は「余っていても」輸入します。
ミニマムアクセス(MA)米 と言うそうですが。
世界貿易機関(WTO)で押し付けられて、もう13年にもなるとか。
日本が唯一自給できる農産物であるお米まで、輸入しなければなりません。日本でどんなに余っていても!