さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

「ぞうれっしゃがやってきた」

2011-12-12 | 音楽

 「セシオン杉並」に向かって歩いています。

          

 途中、「蚕糸の森公園」があります。

          



 おととい・10日、コンサートがありました。

      きたがわてつ&ぞうれっしゃファミリーコンサート

       平和と愛と子どもたち

 です。

 整体治療を受けたあと、
 ちょっとゆっくりめに昼食を摂ったので、
 コンサートに少し遅れてしまいました。

 てっちゃんはいま、
 「輝け日本国憲法!」全国100回コンサートの途中です。

 「九条」「日本国憲法前文」を含めて10曲を、
 さわやかに、熱く唄い、語りかけてくれました。

 第2部の合唱構成「ぞうれっしゃがやってきた」、
 3歳の子どもさんもまじえて、
 豊かな合唱になりました。

 私もこの合唱に参加したことがあります。

 もう何十年前になるのでしょうか。

 たしか、武道館だったかでのうたごえ祭典だったと思います。

 もちろん、大合唱ですから、
 舞台は客席。

 客席を舞台にしての演奏です。



 ぞうれっしゃがやってきた

 昭和12年、木下サーカスから名古屋の東山動物園にやってきた4頭の象は、
 子どもたちの人気者でした。

 しかし、第2次世界大戦が始まり、動物園は閉鎖。

 そして、「危険な動物を殺せ」という日本軍の命令で、
 全国の動物園でたくさんの動物たちが殺されていきました。

 そんな中で、北王英一園長は象を守ろうとしたのです。

 戦争が終わり、全国で生き残った象は
 東山動物園のマカニーとエルドの2頭のみ。

 「本物の象を見たい」という東京台東区の子ども議会から始まった運動により、
 特別仕立ての「ぞうれっしゃ号」が走りました。

 全国から3万人以上の子どもたちが
 この2頭の象に会いに行きました。


             (チラシより)



 この時代に、「子ども議会」というものがあったということを、
 私は、この合唱に参加するまで知りませんでした。

 多分、私と同じくらいの年齢だったでしょう。

 いま、この「子どもたち」はどうしているでしょう。

 会ってみたいですね。




 でも、すごいことですね。

 音楽で平和を語り継いでいるなんて。
コメント
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