さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

「今こそ、原発を止めよう!」 (広瀬隆さん)

2011-11-11 | 平和

 冷たい雨が降っています。

 静かな午後。


 さっき、居眠りをして椅子から落ちました 

 怪我はしませんでしたが、
 初めての体験で、なんとも・・・ 

 「質のよい睡眠をとること」が、
 私にとっての大事な治療(整体治療)のひとつなのですが、
 この居眠りは、まして椅子から落ちるなんぞは、
 決して良質ではありませぬ。
 




 今週の生協のカタログのなかに、
 「Lib.」という、
 本や、CD、DVD などを紹介するカタログがありました。

 今号の1~2ページは、作家・広瀬隆さんのお話です。

 広瀬さんの言葉。



 僕はもともと農業がやりたかった。でも原発が怖いから、まずこれを止めてからだと思って始めたら、一生を棒にふってしまったんです。(冗談めかしながら。)

 怖いのは、まだ今回の原発事故の現状をほとんどの日本人が知らないままだということです。

 福島から住民を避難させ、小さな子どもや妊婦、若い人たちを守ること。そして何より、緊急に原発を止めること。毎日、余震が続くでしょ。夜中に飛び起きるんです。怖いんですよ。日本はすでに地震の活動期に入っていて、次の大事故が今日起こってもおかしくない。もし東海の浜岡や関西で同じような事故があったら、日本は終わります。

 (若いお母さんたちへのアドバイス)子どもの食べ物に関心を寄せてほしい。

 家庭の電気の問題は切り離して考えて欲しいのです。実は産業や工場で使う電気が大部分を占めているんですから。家庭でクーラーの使用を控えたりすることは、意識としては大事だが、節電という点ではさほど意味がないと考えています。しかも今も稼働している原発は11基(9月14日現在)、5000万キロワットだった供給が1000万キロを切っている。我々の電力は事実上、火力発電で十分にまかなえるのです。

 今回の原発事故は、あってはならない事故でした。でも、起こってしまった事実は直視すべき。聞きたくない、事実を見たくないという無関心派は、自立度が低いのです。見て見ぬふりの結果、おとなは自業自得でいいかもしれない。でも、いま学校へと外を歩いている小さな子どもをどうしますか!現実に起こっていることを知り、あの子たちを見て、何も思わなかったら人ではないですよね。大事なのは一人ひとりの自立。そうすれば思考の出発点が変わる。疑問もわいて、行動に変わる。

 (ひとりでは何もできないと、無力感を持つ人に)反対運動とはそもそも理解されないことを伝えるための運動。
 (まず正しく知ること、知恵を絞り自分の言葉で隣人に伝えていくこと。未来のために今できる限りを尽くしていけば、社会は必ず変わる!)


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする