きのうから、きょうの午前中にかけて降った雪は、
思いがけず積もり、
今朝5~6センチになっていました。
この写真はきのうのものです。
「ハロー,僕は生きてるよ。」をやっと読み終えました。
何か月かかったのでしょう。
きのう、最後の数ページを読み、
ぼんやりした頭で、いろんなことを思い出して、
私はまだ若かったなぁ、
なんぞということまで思いました。
地理も歴史もからきしダメな私は、
アフガニスタンやイラクを理解するには、
基本的な学力が足りないので、
とても苦労が要りました。
この本は、2008年4月18日第1刷で、
帯には、筑紫哲也さんの言葉があります。
著者のカーシム・トゥルキさんの「はじめに」(2008年2月)に、
この本は、僕が書いたブログとメールをもとに、
日本人の友人であるナホコ(高遠菜穂子)とアケミ(細井明美)が、
イラク開戦から現在までの状況がよりわかるように工夫し、
訳と編集をしてまとめてくれた。
とあります。
また、
僕はこのブログを書いたために、
ラマディに駐留している米軍によって拘束された。
けれどブログの読者がその情報を流すことによって、
僕の命は救われたのだ。
とも。
カーシムさんは、
高遠さんと出逢ったことで、
戦闘からは平和は生まれないことを知り、
「暴力を拒絶し、平和を選ぶ」生き方を、
周りの人々にも広めています。
イラクでは、「部族」の存在が大きいようです。
その国その国で、
様々な違いがあることを知りました。
違う文化を理解することは
とても難しいことだと思いますが、
日本というもの、私というものを
理解してもらえなかったらどんなに辛いでしょう。
努力をつづけます。