さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

カーシム・トゥルキ 「ハロー,僕は生きてるよ」

2011-02-12 | 

               

              

 きのうから、きょうの午前中にかけて降った雪は、
 思いがけず積もり、
 今朝5~6センチになっていました。

 この写真はきのうのものです。





 「ハロー,僕は生きてるよ。」をやっと読み終えました。

 何か月かかったのでしょう。

 きのう、最後の数ページを読み、
 ぼんやりした頭で、いろんなことを思い出して、
 私はまだ若かったなぁ、
 なんぞということまで思いました。

 地理も歴史もからきしダメな私は、
 アフガニスタンやイラクを理解するには、
 基本的な学力が足りないので、
 とても苦労が要りました。


 この本は、2008年4月18日第1刷で、
 帯には、筑紫哲也さんの言葉があります。

 著者のカーシム・トゥルキさんの「はじめに」(2008年2月)に、

 この本は、僕が書いたブログとメールをもとに、
 日本人の友人であるナホコ(高遠菜穂子)とアケミ(細井明美)が、
 イラク開戦から現在までの状況がよりわかるように工夫し、
 訳と編集をしてまとめてくれた。

 とあります。
 また、

 僕はこのブログを書いたために、
 ラマディに駐留している米軍によって拘束された。
 けれどブログの読者がその情報を流すことによって、
 僕の命は救われたのだ。


 とも。

 カーシムさんは、
 高遠さんと出逢ったことで、
 戦闘からは平和は生まれないことを知り、
 「暴力を拒絶し、平和を選ぶ」生き方を、
 周りの人々にも広めています。



 イラクでは、「部族」の存在が大きいようです。

 その国その国で、
 様々な違いがあることを知りました。

 違う文化を理解することは
 とても難しいことだと思いますが、
 日本というもの、私というものを
 理解してもらえなかったらどんなに辛いでしょう。

 努力をつづけます。


 
 
 
コメント
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