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世間知らずの私は「ロスジェネ(ロストジェネレーション)」という言葉を知りませんでした。
浅尾大輔さんのブログで初めて知った次第で、なんともお恥ずかしいかぎり・・・。
なぜ浅尾さんのブログなのかといいますと、浅尾さんが編集長なのです。(発売・かもがわ出版)
写真のような表紙で(写真が下手ですみません)、世間の狭い私などは一瞬たじろぎます。
創刊号の特集は「右と左は手を結べるか」。
「『丸山真男』をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。」の著者・赤木智弘さんと浅尾さんが対談しています。
「一瞬でもいい。右と左をつなぐ回路を探」る努力を重ねている浅尾さんのやさしさを感じます。
「私たち左翼が改めて思い知るのは、仲間たちが放つリアルな言葉が時代を牽引していくということ。そして、リアルな言葉は、いつも、私たちが日々働き暮らしている現実のなかから生まれるということ。」(「ロスジェネ宣言」より)
という、言葉にかける浅尾さんたちのなみなみならぬ決意と想いに、感動を覚えます。
ほかに、雨宮処凛さん、紙屋高雪さん、増山麗奈さんなどが文や絵を寄せています。
私がいる世界とは様子が違いますが、刺激的でちょっといい。
この『ロスジェネ』については、昨5月19日の朝日新聞朝刊「オピニオン」欄に、コラムニストの早野透さんが「「優しさの連帯」つくれるか ロスジェネ宣言」というタイトルで書いています。
「先行発売」している新宿・紀伊国屋書店よりもなお早く、17日に「初売り」で手に入れた私は、得した気分です。
たくさんの人に読まれることを願っています。
「ロスジェネ」ホームページ
http://losgene.org/
浅尾大輔さん ブログ
http://blog.livedoor.jp/asaodai/