くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

生まれながらの”ラッキーマン”=小泉進次郎

2009年12月09日 | Weblog
最近アニマックスで放映中に「ラッキーマン」に親子してはまっている。

つーいてつーいてつきまくる、という八代亜紀の歌う主題歌のサビが耳について離れないくらいだ。

子供たちは、八代亜紀が誰なのかも知らず、「ラッキー、クッキー、八代亜紀」なんて歌っている。

先日、それを見ながらふと、

「小泉ジュニアってのも、ある意味ラッキーマンだよなあ」

と。

しかも、マンガのラッキーマンの場合は、らっきょを食べて変身するまでは追手内洋一という名前のとおり、まったくアンラッキーな中学生なのだ。ところが、変身すればたちまちにして、実力はないのに敵を倒せてしまう正義の味方になってしまうのである。

小泉ジュニアも、学歴的には、我が国の大学序列において最底辺の関東学院大学。まあ、率直に言って、アホ大学である。亡くなった父はよく私に「○○大学(三流行)に行くくらいだったら、学費は出さんから、就職するか、自衛隊へ行け」と言ったものである。が、関東学院の場合、その三流大学よりもこれまたはるかにレベルが低い。

コロンビア大学留学なんてのが、肩書きについているが、まあ米国の一流大学の院に入ろうとすれば、「関東学院卒」という時点で、アウトである。米国国内の学生に対しても、学部レベルでの出身大学が非有名校である場合、願書を出してもはなから相手にしないというケースはある。今お騒がせの某プロゴルファーの出身大学(とは言っても彼は卒業していないのだが)の日本研究の某教授は、「うちはブルーカラー大学出には入学許可を出さない」と、まさにそのブルーカラー出の知人に言い放ったそうだ(まあ、それだけで大学人いや教育者として失格だろ、コイツは?)。まあ、そこまで露骨にいう人間はあまりいないだろうが、あまりレベルの低い大学では、成績がよくとも一流校の院にはあいてにもしてもらえないというのはよくあることだ。つまり、小泉ジュニアの場合、「なんらかの事情」があってコロンビアが入れてくれたということに違いない。

そしてその「ある事情」こそは、ジュニアがラッキーマンたる最たるものではないのか。つまり、小泉純一郎の子として生まれたということである。まあ、小泉家に生まれたがゆえに、母親を事実上知らず、その意味で家庭的にはアンラッキーなのかもしれないが、少なくとも彼の場合、社会的にはそれがラッキーな方向へと働いているわけだ。父親の地盤をそのまま労なく継承し、しかもその知名度と強固な支持基盤に支えられ国会議員の座を手に入れたのである。

しかも、これは母親にも感謝しなければいけないのだろうが、イケメンである。政治家にとってやはり見たくれは大事だ。亀井静香を見ればわかる。あのお世辞にも「普通」とも言えないブサイクさ。一説には、本人もあの容貌にはコンプレックスを抱いているとか。それから、小沢一郎。あれも何とも言えないブサイク、しかも人相が実に悪い。まあ、あの歳であの人相ってのは、そういう人生を歩んできたってことなんだろう。

小泉の血統やイケメンというだけではなく、自民党大敗北という状況のなかで生まれた若手新人議員として、今や自民党の宣伝マンとしての役割を担わされている。つまり、ジュニアは自民党の看板に依存しなくても議席を維持できるだろうが(横粂氏は次回大変だろうなあ・・・)、自民党は今やジュニアに頼らざるをえないのだ。これを梃子にジュニアが自民党の中で頭角を現す可能性は否定できない。他の一年生議員にはとてもマネのできることではない。しかも、それは、彼自身の実力のなせるわざではなく、生まれながらに与えられたものによってもたらされたものなのだ。

追手内洋一はらっきょを食べないとラッキーのはなれないが、小泉ジュニアの場合、らっきょを食べずしてラッキーマンになれるわけだ。いや、純一郎の子として命を授かったときから、「生まれながらのラッキーマン」なのだ。

人間運だけで人生がどうこうなるものでもないが、運がない人間はどんなに実力があっても陽の目をみないのもこれまた事実だ。しかも、その運というものは、呼び込もうと思って呼び込めるものでもない。むしろ運を求めれば逃げていくケースの方が多いのではないか。

この「生まれながらのラッキーマン」、オツムの方はイマイチみたいだが、これからも目を話すことができない存在であると、私は思っている。

追記 横粂は戦う相手を間違えた。家柄もない。でも頭脳はあった。見た目も悪くはない(声はショボいが)。風にのって国会議員にもなれた。でも、「敵」は彼以上に運に恵まれていた。まあ、運な無かったということだね。






コメント (1)
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