ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

NORMA BENGUELL

2009年01月03日 | 女性ボーカルB
(BRAZIL)ODEON/MOFB-3112/NORMA BENGUELL/oo00OOH NORMA/

今日はDENON102の針を替えました。しばらくサボって交換を先延ばしにしていたのですが交換して聴いてみると目から鱗が落ちるというか耳から耳栓が外れたというか全く音がイキイキして特に高音の伸びが違います。針の交換は惜しみなく早めに交換しないと駄目ですねぇ(苦笑)。ステレオ針は使用頻度が少ないのですが、こっちもこれから替えておきます。

このノルマ・ベンゲルというブラジルの女優さんは1935年リオ・デ・ジャネイロ生れのブラジルの女優という事は分かるのですが、どんな映画に出演したかとかは僕は知りませんし多分過去に観た事もないのではと思います。セクシー系の女優さんでそれを売りにしていたんじゃなかろうかと想像しています。そもそも本アルバムを入手した経緯も以前にどこかのネットでジャケットを見てジャケ買いしようと思ったのが発端です。このアルバム入手した時はジャケットが完全に4枚にバラバラに剥がれていました。すなわち台紙2枚と表1枚それに裏1枚の計4枚です。ブラジルのジャケットはこういうのが多いんですが、それを自己流で張り合わせてセルフ修復しました。このアルバムは以前に再発盤も見かけましたが、再発盤がどこから出されているのかは知りません。本アルバムは発売にあたってジャケットの写真で揉めたらしいですが、ゴネ得したというか彼女はそのトラブルによって本レコードの権利を得たとも聞きました。色気だけではなく腕の立つマネージャーがついていたんでしょうね(笑)。この1959年録音の彼女のファースト・アルバム、ちなみにセカンド・アルバムは1977年ですが一度ネットで見かけた事はあるのですがジャケの魅力は既になかったです。彼女のボーカルはというと、まず英語は相当下手っぴですが、そこが辿々しくて可愛ゆいのです。歌っている曲はボサノバやジャズのスタンダードですが、セクシー系ボーカルのブラジル代表と言った感じでしょうか。最初は英語で歌っていると即座に判別しにくい程に英語の下手さに唖然としますが、そこかしこにコケテッシュで可愛ゆく歌うTHIS CAN'T BE LOVEやON THE SUNNY SIDE OF THE STREETもお気に入りですがC'EST SI BONはその中でも好きですね。B面-1のSENTEやHO-BA-LA-LAやYOU BETTER GO NOWそしてTHAT OLD BLACK MAGICも聴けますよ。ボーカル好きなら入手して決して後悔しない一枚だと思います。↓ジャケット裏の写真です。 

彼女のEP盤もジャケ違いで、本アルバムより4曲が入っています。傷みがあるジャケですが写真を載せておきます。
収録曲
A面/1, SUCEDEU ASSIM/2, THIS CAN'T BE LOVE/3, EU SEI QUE VOU TE AMAR/4, ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET/5, EU PRECISO DE VOCE/6, C'EST SI BON/B面/1, SENTE/2, FEVER/3, HO-BA-LA-LA/4, YOU BETTER GO NOW/5, THAT OLD BLACK MAGIC/6, DRUME NEGRITA/