ROOST/LP423/STAN GETZ/SPLIT KICK/10inch
ご訪問いただいた皆さん、新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
元旦の昨日は僕の地方でも霙模様の寒いお天気でした。家にいる日は一日2回、足が弱った父が歩行補助器を使用して自宅裏の駐車場で散歩する介護をしているのですが、昨日は一回にとどめました。年老いた父と共にイチニと声を出しながと歩くのですが、どういう訳か昨日は父が戦時中に満州へ行った時には最初から生きては帰れぬと覚悟していたとか、寒さで瞼が凍りつきそうになるんだとか話をするので戦友の分まで生きにゃおえんぞなどと言いながら歩きました。
今日は元旦に聴いたアルバムの内の一枚です。僕がSTAN GETZを聴くに至ったのは高校生の頃に、ASTRUD GILBERTOのVERVE/THE SHADOW OF YOUR SMILEの輸入盤を少ない小遣いの中で購入して聴いて気に入り、次に買ったのがVERVE/GETZ GILBERTOでその後にCHARLIE BYRDと共演したJAZZ SAMBAでスタン・ゲッツを聴いたわけです。当時の僕にとっては毎月コンスタントにレコードが買うなんてとても無理な事でしたので、今でもこの入手順序はよく覚えています。当時はサンバとかボサノバの第一次ブームだったように思いますが、当時の僕自身はスタン・ゲッツを聴くというよりもボサノバとしてのゲッツを聴いていたようです。最近になって国内盤に飽き足らず入手した10インチ盤の本アルバムを入手できて聴くことができたのですが、ゲッツのサックスの音色はJAZZ SAMBAで演奏した時と同じように柔らかさと優しさに満ちあふれているのです。彼の奏でるサックスの音色の柔らかさは彼独特の持ち味なんでしょう。本アルバムでの、OUT OF NOWHEREはHORACE SILVERが22歳の初録音としても有名です。僕のお気に入りはピアノがDUKE JORDENのFOOL RUSH INやピアノがホレスのIT MIGHT AS WELL AS SPRING、OUT OF NOWHERE あたりでしょうか。ゲッツのクールだけども熱く柔らかい演奏が聴けるアルバムでやはり名盤の一枚だと思います。
ご訪問いただいた皆さん、新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
元旦の昨日は僕の地方でも霙模様の寒いお天気でした。家にいる日は一日2回、足が弱った父が歩行補助器を使用して自宅裏の駐車場で散歩する介護をしているのですが、昨日は一回にとどめました。年老いた父と共にイチニと声を出しながと歩くのですが、どういう訳か昨日は父が戦時中に満州へ行った時には最初から生きては帰れぬと覚悟していたとか、寒さで瞼が凍りつきそうになるんだとか話をするので戦友の分まで生きにゃおえんぞなどと言いながら歩きました。
今日は元旦に聴いたアルバムの内の一枚です。僕がSTAN GETZを聴くに至ったのは高校生の頃に、ASTRUD GILBERTOのVERVE/THE SHADOW OF YOUR SMILEの輸入盤を少ない小遣いの中で購入して聴いて気に入り、次に買ったのがVERVE/GETZ GILBERTOでその後にCHARLIE BYRDと共演したJAZZ SAMBAでスタン・ゲッツを聴いたわけです。当時の僕にとっては毎月コンスタントにレコードが買うなんてとても無理な事でしたので、今でもこの入手順序はよく覚えています。当時はサンバとかボサノバの第一次ブームだったように思いますが、当時の僕自身はスタン・ゲッツを聴くというよりもボサノバとしてのゲッツを聴いていたようです。最近になって国内盤に飽き足らず入手した10インチ盤の本アルバムを入手できて聴くことができたのですが、ゲッツのサックスの音色はJAZZ SAMBAで演奏した時と同じように柔らかさと優しさに満ちあふれているのです。彼の奏でるサックスの音色の柔らかさは彼独特の持ち味なんでしょう。本アルバムでの、OUT OF NOWHEREはHORACE SILVERが22歳の初録音としても有名です。僕のお気に入りはピアノがDUKE JORDENのFOOL RUSH INやピアノがホレスのIT MIGHT AS WELL AS SPRING、OUT OF NOWHERE あたりでしょうか。ゲッツのクールだけども熱く柔らかい演奏が聴けるアルバムでやはり名盤の一枚だと思います。