ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

BRENDA LEE

2007年05月06日 | 女性ボーカルL
DECCA/DL4216/BRENDA LEE/SINCERELY/1962

今日の紹介のブレンダ・リーは1944年アトランタ生まれのポップシンガーです。ブレンダ・リーといえばリトル・ミス・ダイナマイトとも呼ばれていました。僕が初めて彼女を知ったのは中学生になるかならないか頃だったと思いますがラジオで彼女の歌を聴き彼女のシャウトスタイルが新鮮で間も無くレコード盤を買いに町のレコード屋に自転車に乗って走ったのを思い出します。下のこのEP盤が当時に買ったもので、買った時と発売時期が一致しているかどうかは定かではありませんが、このEP盤は昭和38年(1963年)5月に330円で発売されたものですが, 当時の330円はお好み焼き3枚分の値段かそれ以上の価格でした。悩める中学生だった僕は家にあったフルオート一体型ステレオシステム(大袈裟なネーミングでした)で, このEP盤と越路吹雪の同曲を聴き比べたりしていました。

アルバムの話に戻りますが, 本アルバムはコテコテのポップアルバムですが彼女のバーカルは相変わらずの小気味良いシャウトでの歌い回しで, このアルバムを聴くと古き良き1960年代にタイムスリップするかのような懐かしさがこみあげてきます。A-1のYOU ALWAYS HURT THE ONE YOU LOVE, A-4のIT'S THE TALK OF THE TOWNやB-1のI'LL ALWAYS BE IN LOVE WUTH YOU, B-5のHOLD ME, B-6のI'LL BE SEEING YOUが自分のイメージする彼女らしくてお気に入りです。ジャケット写真もオバさん顔をしている彼女ですがここでは少し可愛らしく写真におさまっています。

BILL McELHINEYのアレンジ, OWEN BRADLEY監修によるオーケストラ及びコーラス
収録曲
A面
1, YOU ALWAYS HURT THE ONE YOU LOVE
2, LAZY RIVER
3, YOU'VE GOT ME CRYING AGAIN
4, IT'S THE TALK OF THE TOWN
5, SEND ME SOME LOVING'
6, HOW DEEP IS THE OCEAN(HOW HIGH IS THE SKY)
B面
1, I'LL ALWAYS BE IN LOVE WUTH YOU
2, I MISS YOU SO
3, FOOLS RUSH IN
4, ONLY YOU
5, HOLD ME
6, I'LL BE SEEING YOU