ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

MARY MULLIGAN

2007年05月02日 | 女性ボーカルM
DOT/DLP25254/MARY MULLIGAN/MIDNIGHT SESSION

このアルバムは、ジャケットがおもしろいと思って入手した覚えがあります。メリー・マリガンというシンガーについてはほとんど知りません。ジャケット裏に彼女の写真が載っていたのでこちらにも転載しておきます。ジャケットの表の女性はモデルのようです、この人がメリー・マリガンだともう一つ気分も盛り上がるのですが, そうはいかないようです。このアルバムで彼女は4曲を歌っています。それ以外はバド・フリーマン・クインテットの演奏ですが、この演奏もリラックスした雰囲気の好演です。彼女のボーカルですがやや低めのしっかりとした声で押し出しが強いボーカルです。良く言うと豪快、悪く言うと粗いという表現になるのですが、A-2のA FOGGY DAYも元気が有り余っている感じです。B-2のTHEY'RE PLAYING OUR SONGなどはまましっとりと歌っていて聴けます。B-4の TRY A LITTLE TENDERNESSはもう少し抑えて歌ってくれればもっと良いのになぁと感じたのですが、ふとこのアルバムは彼女のボーカルよりもバドの演奏だけの方が耳あたりが良いように思えます。そう感じさせるところが難なアルバムです。

収録曲
A面
1, THE BIRTH OF THE BLUES
2, A FOGGY DAY **
3, MIMI
4, I GOT IT BAD AND THAT AIN'T GOOD **
5, I GUESS I'LL HAVE TO CHANCE MY PLAN
B面
1, THE VERY THOUGHT OF YOU
2, THEY'RE PLAYING OUR SONG **
3, BLUES
4, TRY A LITTLE TENDERNESS **
5, WE'RE THROUGH

**印が彼女のボーカル