ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

一枚板のテーブル

2015-02-10 | 日々のこと。




一昨年、義母宅に引っ越すのに合わせて、冷蔵庫から風呂桶までいろんな物を買い換えました。
そのとき、たまたま行った家具屋さんで見かけた一枚板のテーブル。
木の種類はもちろん、同じ木でも1枚1枚表情の違う個性的なテーブルにすっかり心を奪われました。
が、・・・簡単に手の出る値段ではありません。
主人と、いつかはこんなテーブル欲しいよね~、とその場をあとにしました。

それからというもの、二人でよく言ったものです。
いつかは、薪ストーブ欲しいよね~
(すでに主人は薪だけもらってきていて、ずっと放置したまま)
いつかは、一枚板のテーブルが欲しいよね~
いつかは・・・
いつかは・・・

でも、その「いつか」って、いつ?


認知症の義母と同居して、今は制約の多い日々を送っています。
薪ストーブなんて危ないし、新しいテーブル買ってもすぐに汚れてしまいそう・・・
でも、義母に振り回され、同じことを繰り返す単調な日々を送るうち、
その「いつか」をずーっと待ち続けるだけでいいの?と思うようになりました。
もちろん、待つことも楽しみのひとつではあるけれど。

そんなとき、亡くなった父の株を売ることになり、母の生前贈与ということで
娘や孫たちに少しずつ分けてもらえることになりました。
せっかくなら何か形のある物で残したい、と、あれこれ考えているうちに・・・

そうや、一枚板のテーブルが買えるやん。
うまくいけば、主人も半分出してくれるかもしれへんし。

・・・ということで、先日主人と一緒に、一昨年行った家具屋さんを訪ねたのでした。

一枚板のテーブルといっても、木の種類によって色はもちろん表情も違います。
力強いもの、優しげなもの、個性的なもの、ナチュラルなもの。
はじめのうちは個性的なものに目がいきましたが、ずっと見ているとシンプルで飽きのこない
ものがいいなあ、と思えてきて・・・

それで気に入ったのが、展示してあった一枚の欅のテーブル。
シンプルで、暖かい感じで、使い勝手もよさそうだけど存在感があります。
ただ、230㎝と希望していたのより長い(し、予算もオーバー)。
それをつたえると、同じ欅でまだ未加工のものがあるとのこと。
そして店内を出て見せてもらったのが↑の画像です。
200㎝のものをこれから180㎝に切って磨くのだそうです。
「これから作る」ということに、主人も私もテンションが
台に載せてもらってテーブルになったときの雰囲気を確認し、裏側の木目も見せてもらい、
サイズも190にしてもらえるということで即決。

ただ、椅子も揃えるとかなりの金額になるので、今回はテーブルのみ。
椅子はしばらく今あるものを使うことにしました。

そのお店では作っておられる方が丁寧に説明してくださり、大木を切って乾燥させている状態の
欅まで見せていただきました。
今回の欅は近くの大江山から切り出されたものだそうです。
大江山は娘たちが小さいときキャンプにも行ったし、そのとき酒呑童子に興味を持ち鬼をネタに
お話を書いたこともあります。
なので、一段と愛着がわいてきました。

出来上がりは3月中旬~末とのこと。
わ~い、すごく楽しみ~

いつか、この大きなテーブルを囲んで娘たちの家族と一緒に食事して、
走り回る孫に「薪ストーブが危ないから、ばあばのところへおいで」と抱っこして・・・
次々と妄想は広がります(笑)

そんな「いつか」は、いつ訪れてくれるのでしょうねえ




コメント (4)
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