ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

京都 保津川下り

2010-10-27 | 日々のこと。
お天気のよかった土曜日、数年ぶりに大学時代の友人達と集まり、
保津川下りをしてきました。

小さいときから、京都へいくたびにお世話になっていた山陰線。
亀岡を過ぎて深い峡谷に入ると、眼下にうねうねと深緑色をした
保津川が姿を現します。
今はほとんどトンネルばかりですが、以前は春には山桜、
秋には目を見張るばかりの紅葉、そしてほんのたまにしか
見ることができない、水墨画のような冬の雪景色と、電車の中から
見えるその季節ならではの風景を楽しんだものです。

しかし、こんなに身近にあったのに保津川下りをしたことはなく、
今回がはじめての体験。
メンバーは各地から集まった男性4名、女性3名、それに
「私も行きた~い!」とくっついてきたウチの長女。
な、なんで、久しぶりの集まりに子連れで行かなきゃなんないの~!?
と動揺しつつ、「こういうこと」が異常に好きな長女の性癖もよーく
わかっているので、一緒に連れて行くことに・・・

主人からひと言。
「興奮して落っこちんよう、しっかり捕まえときや~」
はい、充分心得ております。

子連れ参加を、友人達は暖かく迎えてくれました。
ちょうど長女の年の頃に、私はこの友人達といわゆる青春真っ只中(笑)の
濃い時間を共に過ごしたわけです。
それから約30年が経ち、こうして同じ年頃の娘を連れて一緒にいる、
というのは、なかなかフクザツな気持ちではありましたが・・・



さて、保津川下りです。
亀岡から船に乗り、嵐山まで約16キロを2時間近くかけて
保津川を下っていきます。
詳しくはこちら →(




船頭さんは前に2人、後ろに1人。
先頭にいる船頭さんが竿を巧みに操って、岩の間の狭い急流も
ほとんどぶつかることなく下っていきます。
こちらを向いて座っているおじさんが、櫂で漕ぎながら
おもしろおかしくまわりの説明をしてくれます。




向こうに見えるのは、山陰線の鉄橋。




川面がきらきら輝いてきれいです。






この日は1時間40分ほどでしたが、美しい山々に囲まれ、
急流のスリルを味わったり、気持ちのよい風を感じたり、
おもしろいおっちゃんのおしゃべりに笑ったりで、
あっという間に過ぎていきました。
(心配した長女は、水飛沫に濡れはしたものの
 落っこちることもなく無事でした・笑)

春の桜の時期や紅葉の季節は、さぞ美しいことでしょう。
時期が早かったことが少し残念でしたが、それでも
木々の緑は美しく、鵜やカイツブリなどの水鳥がのんびりと戯れ、
吹く風は心地よくて、久しぶりにリフレッシュできました。

この保津川下りは、観光客の多い京都で静かに美しい京都の自然を
満喫できる、意外な穴場かもしれませんね。
ただし、終着点の嵐山に着くと、あまりの人の多さに戸惑いを感じるかも。

その人込みの嵯峨野散策は・・・
                  次回へと続く?

コメント (2)
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