翌日は、次女と別れた後、御茶ノ水界隈を歩きました。
御茶ノ水の駅で降りて、まず感じたのは、
ああ、このあたりは古い東京なんだ、ということです。
最近、ときどきNHKの「ブラタモリ」と見ています。
この番組を見て、これまで私が持っていた東京のイメージが
かなり覆されました(笑)
東京って、新しい名所ばかり取り上げられますが、
本当は歴史のある(当たり前ですが)、
そして意外に歴史の残っている街、なんですね。
駅の横を流れているのは・・・神田川?
え~、私が持ってたかぐや姫の「神田川」のイメージと違います。
まるで、お堀みたい。
しかも、川面はずっと下のほう。
橋の高さと川面の、この距離感にびっくり。
お茶の水橋をわたると、どーんと目の前にそびえ立つ
大学の附属病院の建物。
なんでしょうねえ・・・この奥行きの深さは。
橋のすぐ下を鴨川が流れ、上流を眺めると山々の重なりとぶつかる
京都の町とも違います。
上を見ても、下を見ても、空間がぐーんと広がっていて、
眩暈がしそうでした(笑)
地図で見ると、このあたり、懐かしい地名を見つけます。
「聖橋」
「湯島聖堂」
学生時代によく聴いた、さだまさしさんの「檸檬」の
歌詞に出てきた地名です。
或の日湯島聖堂の白い石の階段に腰かけて
君は陽溜りの中へ盗んだ檸檬細い手でかざす
それを暫くみつめた後できれいねと云った後で齧る
指のすきまから蒼い空に金糸雀色の風が舞う
喰べかけの檸檬聖橋から放る
快速電車の赤い色がそれとすれ違う
川面に波紋の拡がり数えたあと
小さな溜息混じりに振り返り
捨て去る時には こうして出来るだけ
遠くへ投げ上げるものよ
小説の、あるいは映画のワンシーンを切り取ったような描写。
私の中にはイメージが出来上がっていましたが、
実際どんな場所なのか、行ってみたいと思いました。
聖橋を渡り、湯島聖堂へ。
青空をバックに、色づいた銀杏並木がとても綺麗です。
湯島聖堂でも、木々が色づいて見ごたえがありました。
昌平坂を見つけ、そこを下り、また聖橋を渡ります。
ちょうど赤い快速電車が通り、ああ、こういう風景なのか、と
歌詞のイメージがすっと入ってきました。
駅の近くに丸善もあり、なるほど檸檬ねえ、と
妙なところで感心したり。
その後、まだ時間があったので、ニコライ堂に寄りました。
外観しか見れないと思っていたら、教会の中も入ることができました。
日本最大のビザンチン建築の外観も素晴らしかったですが、
聖人(?)をかたどったステンドグラスやイコンが美しく、
とても静かで落ち着いた雰囲気でした。
このあたりは学生街でもあり、少し歩けば神田の古書街もあり、
文化的で独特の雰囲気のある街ですね。
学生街と言っても、大学は見上げるのほどの大きなビルで、
同じ学生の町でも、京都とは全く違う感じです。
これまでいくつかの大学のオープンキャンパスに行きましたが、
面接会場となった大学の前では、娘とふたり、
「わー、でかっ・・・」と度肝を抜かれておりました(笑)
で。
肝心の次女の結果ですが・・・、
きのう、合格通知をもらうことができました
これまで次女の進学については紆余曲折があってなかなか決まらず、
どうなることか、と心配しましたが、これでほっとひと安心。
肩の荷が下りました~
次はアパート探し。
ああ、でも、東京は遠いなあ・・・
御茶ノ水の駅で降りて、まず感じたのは、
ああ、このあたりは古い東京なんだ、ということです。
最近、ときどきNHKの「ブラタモリ」と見ています。
この番組を見て、これまで私が持っていた東京のイメージが
かなり覆されました(笑)
東京って、新しい名所ばかり取り上げられますが、
本当は歴史のある(当たり前ですが)、
そして意外に歴史の残っている街、なんですね。
駅の横を流れているのは・・・神田川?
え~、私が持ってたかぐや姫の「神田川」のイメージと違います。
まるで、お堀みたい。
しかも、川面はずっと下のほう。
橋の高さと川面の、この距離感にびっくり。
お茶の水橋をわたると、どーんと目の前にそびえ立つ
大学の附属病院の建物。
なんでしょうねえ・・・この奥行きの深さは。
橋のすぐ下を鴨川が流れ、上流を眺めると山々の重なりとぶつかる
京都の町とも違います。
上を見ても、下を見ても、空間がぐーんと広がっていて、
眩暈がしそうでした(笑)
地図で見ると、このあたり、懐かしい地名を見つけます。
「聖橋」
「湯島聖堂」
学生時代によく聴いた、さだまさしさんの「檸檬」の
歌詞に出てきた地名です。
或の日湯島聖堂の白い石の階段に腰かけて
君は陽溜りの中へ盗んだ檸檬細い手でかざす
それを暫くみつめた後できれいねと云った後で齧る
指のすきまから蒼い空に金糸雀色の風が舞う
喰べかけの檸檬聖橋から放る
快速電車の赤い色がそれとすれ違う
川面に波紋の拡がり数えたあと
小さな溜息混じりに振り返り
捨て去る時には こうして出来るだけ
遠くへ投げ上げるものよ
小説の、あるいは映画のワンシーンを切り取ったような描写。
私の中にはイメージが出来上がっていましたが、
実際どんな場所なのか、行ってみたいと思いました。
聖橋を渡り、湯島聖堂へ。
青空をバックに、色づいた銀杏並木がとても綺麗です。
湯島聖堂でも、木々が色づいて見ごたえがありました。
昌平坂を見つけ、そこを下り、また聖橋を渡ります。
ちょうど赤い快速電車が通り、ああ、こういう風景なのか、と
歌詞のイメージがすっと入ってきました。
駅の近くに丸善もあり、なるほど檸檬ねえ、と
妙なところで感心したり。
その後、まだ時間があったので、ニコライ堂に寄りました。
外観しか見れないと思っていたら、教会の中も入ることができました。
日本最大のビザンチン建築の外観も素晴らしかったですが、
聖人(?)をかたどったステンドグラスやイコンが美しく、
とても静かで落ち着いた雰囲気でした。
このあたりは学生街でもあり、少し歩けば神田の古書街もあり、
文化的で独特の雰囲気のある街ですね。
学生街と言っても、大学は見上げるのほどの大きなビルで、
同じ学生の町でも、京都とは全く違う感じです。
これまでいくつかの大学のオープンキャンパスに行きましたが、
面接会場となった大学の前では、娘とふたり、
「わー、でかっ・・・」と度肝を抜かれておりました(笑)
で。
肝心の次女の結果ですが・・・、
きのう、合格通知をもらうことができました
これまで次女の進学については紆余曲折があってなかなか決まらず、
どうなることか、と心配しましたが、これでほっとひと安心。
肩の荷が下りました~
次はアパート探し。
ああ、でも、東京は遠いなあ・・・