現代今昔物語―自分流儀。伝承。贈ることば、子供たちへ。不変のストーリー

我が息子と娘へ伝承したいメッセージをというのがきっかけで、時代が違っても考えかたは不滅といった内容を新世代達へ残したい。

禁止事項ばっかり。

2014-11-26 | Weblog

大阪府?大阪市? いずれかが、公園のボール遊び禁止を見直そうと議論しているとのこと。公園などで、立て看板が必ずあり、ほtんどが、あれをしてはいけない、これをしてはいけないの、禁止することばかり書いてある。一体なんのための公園なのか? 子供にじっとベンチで座っていなさいとでも言うのか? 子供たちのはしゃぐ声が、国の勢いを作るのに、無邪気な行動を抑制ばかりしていても仕方ないではないか。全く面白くない、楽しくない、子供たちの毎日になってしまう。

それも仕方ないかと思うのが、世界の国別人口密度ランキングで、日本は公式というか、たてまえ上は、21位。ただし、これは、人口が127156000人という数字を、国土面積の377915平方キロメートルで割った計算値。実際は、国土の7割が山ゆえ、3割となると、113374平方キロメートル。これで割ると、人口密度の336人が、一気に1125人まで跳ね上がる。もちろん各国の数字も、実際の住める有効面積で計算するべきだろうが、ちなみに、この1125人の人口密度という数値は、第5位のバングラデシュに匹敵することになる。

日本は世界でも圧倒的に、狭い土地に、人口が密集していることになる。そうであれば、みんなが肩を寄せ合って、というか、ひしめき合って暮らしているのだから、禁止事項ばかりが先行する状態であっても致し方なしという側面があるのもの否めない事実であるが。

しかしながら、日本という国は、こんなにも狭小というより、最たる人口密集国であることを、もっと強調して国民に知らしめて、どういう風にすれば、より快適になるのかという観点を、もっと大きな視点、というか、根本から見直すことべきだろう。小手先のミクロなことの積み上げだけでは、つぎはぎだらけのパッチワークに終わってしまう。もう一度繰り返すが、恐らく、東京を含め、都市部に限れば、さらに密集度が上がるゆえ、こんなにも、ぎゅうぎゅう詰めの国なのだということを、客観的に示してもらいたいものだ。

イギリスなどは、一番標高が高いところで、数百メートルだったと記憶しているし、オランダに至っては、95%以上が平地となっている。単なる山を含めた、国土面積の絶対値が大きくても、住めない土地が多くては、どうしようもない。生まれかわるとしたら、広大なエリアを有する国に生まれたいと考えている。USAなど、コロラドあたりは、標高2000メートルあたりの、ずっと平地が続いており、高度6000メートルを飛行している航空機が近くに見えるから不思議だ。

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