現代今昔物語―自分流儀。伝承。贈ることば、子供たちへ。不変のストーリー

我が息子と娘へ伝承したいメッセージをというのがきっかけで、時代が違っても考えかたは不滅といった内容を新世代達へ残したい。

完璧でなくてもかまわない。

2014-11-25 | Weblog

女子プロゴルファー横峰さくらさんがスランプで不調だった。それを、新婚のご主人と一緒に乗り切っった。確か、ご主人もサッカー選手で、欧州でプレーした経歴があったと思っている。自分自身のプレーしている中で、努力とポジティブthinkingの二つだけでは、どうしても乗り越えられない壁があると認識して、自分自ら、OKラインという考え方を編み出すにいたった。その考えを、さくらさんの不調時から採り入れて、再度カムバックに成功したとのこと。また例年からはUSAツアーに専念して挑戦するにまでいたったとのこと。

小生の学生スポーツの頃は、努力に、ポジティブな考え方、それに加えてストイックな環境に身を置くという志向が強かった。努力、ポジティブの、この二つだけでなく、ストイックを加えた三つでも、どうあがいても克服できないものだ。あまりに強く、完璧といったものや、第1位というものにこだわることによって、もうだめだとか、にっちもさっちもいかない所へ追い込んでいきがちだ。なんとなくであるが、欧米でもアジアでも一流選手は、それなりの過酷なトレーニングをしているが、どこかに楽しんでいる風情も併せて感じさせる。日本の場合は、それが悲壮となる。よく目にする光景が、マラソンのゴールで、日本人選手の場合、ゴールと同時に、性も根も疲れ果てた中で、倒れ込むが、その前にゴールしている外国選手は、そんなことがない。

ひたすらストイックな環境に身を置いていても、強い相手には勝てない。そんなことを学生時代に何回も経験してきた。

OKラインという考え方について詳細を知っているわけでない。推測するのは、達成感のハードルを低くするだけでなく、どこかに楽しむというファクターを同時に採り入れているということではないのかな?と、身勝手に解釈しているだけだ。もっとも、生活というか、人生というか、基盤がしっかりとしていないと、どうもこうもない話だが。

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