現代今昔物語―自分流儀。伝承。贈ることば、子供たちへ。不変のストーリー

我が息子と娘へ伝承したいメッセージをというのがきっかけで、時代が違っても考えかたは不滅といった内容を新世代達へ残したい。

円安だから値上げ? うそでしょ?

2014-07-25 | Weblog

欧州の輸入自動車 VWジャパンが、対外的説明は別であっても、本音は円安を理由に値上げ。円高の時には値下げしないのに。次回、円高時に値下げしますか? しないでしょ。 結局のところ、欧州車は、日本人のブランド好き、ブランドに勝手に仕立ててしまう国民性から、いつまでたっても価格が手の届くところにこない。これだけ、ボーダーレスや自由化が叫ばれているにもかかわらず。そいでもって、コストが上がる時だけ、価格に転嫁してくる。暴挙、エゴといってもいいのでは。それでも高くても、否、高いからこそ買い続けるから、やめられないよね。

それにまた国産車の価格設定の巧妙なところ。いわゆるグレードを分けて、最近ではなんでもかんでもオプション扱いとなるから、結局のところ、レザーシートを求めたりしていくと、とんでもない価格になってしまう構造となっている。外枠だけなら、一見、安く買えるでしょ てなもんだ。 かといって細かなところに配慮というか、国際標準的に採用しているかとなると、チープなところは、そのままキープしている設計となっている。

現在乗っている前は、3.0リッター、6気筒に乗っていたが、後部部分の破損時に買い替えたら、もう車種が絞り込まれていて、選択の幅がなく、4気筒となったが、全然違う。最近の上級モデルで、HV機能がついたことによって、排気量ダウンに加えて、6気筒から4気筒に落としていることがわかり、辛口の評論家は、なんだよ、これっ。って思ったそうな。メーカーの言い分はおそらくモーターでアシストするからという言い分だろうが、そもそも4気筒と6気筒の魅力の違いは車屋であれば、十分承知でしょ と言いたいが。V8なんていうことは申しませんが。

経済大国とはいっても、相変わらず、こんなところのプチ贅沢も味わえない、二極化が目に見えて進んでいる、働けど働けど、見合った豊かさを感じない国、しくみを作り上げているのだ。だから、スポーツ方面でも海外から招待選手やチームが来ると、なんか試合でなくて、喜んでもらえるような、おもてなしが目的と錯覚するような結果となり、それでよかったよかったと自己満足している風にしか映らないのは、あまりにも皮肉にすぎるか?

コメント
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