goo blog サービス終了のお知らせ 

 ゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

“ほん”道内の出版強力ロングセラ-登場

2008-12-22 16:31:27 | 本と雑誌

年間売り上げベスト(08年1月-11月)                                             紀伊国屋書店札幌本店提供

北海道の歴史がわかる本 北海道の歴史がわかる本
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2008-03-24

義男の空 1巻 義男の空 1巻
価格:¥ 1,200(税込)
発売日:2008-01

③もりさきひろゆき作「チビナックスえほん」(HAJ出版)

おさんぽ日和―さっぽろ近郊のほほん旅 おさんぽ日和―さっぽろ近郊のほほん旅
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2008-07

ほっかいどう学検定公式問題集 歴史・文化編 ほっかいどう学検定公式問題集 歴史・文化編
価格:¥ 1,000(税込)
発売日:2008-08

今年はここに出てこない意外な動きがあった。実質的な売り上げで                              第1位と第2位を占めたのが、今年の新刊ではなく、昨年7月発行の                             すずきもも著「さっぽろおさんぽ日和」、同3月発行の梅沢俊著「新北                            海道の花」の2冊だったのである。実はこの2冊、昨年の年間ベスト                             でも1位、2位を占めた本であった。しかも、売れ行き的にも群を抜く                             存在。その勢いが今年も続いたということになる。道内出版としては、                            久々の強力ロングセラ-登場と喜びたいところである。だが、今年は                             この2冊を上回るインパクトをもつ新刊がなかった、という見方もでき                             る。そこに出版不況のなか、いま道内出版が置かれている厳しい状                             況も垣間見えるといえるだろう。そのなかで「北海道の歴史がわかる                            本」の健闘は注目したい動きのひとつである。いま道内出版はガイド                             ブックなど、実用的なものが主流を占めている。一般書が売れ行きで                             ガイドブックなどの一角に食い込むのは、なかなか難しい状況にある。                            それに対しこの本の場合、北海道の歴史を分かりやすく伝えようとい                             う姿勢など、新しい方向性、企画性を打ち出したことが、読者の支時                             につながったといえる。また、2位には実在の医師をモデルにしたドキ                            ュメンタリ-・コミックの「義男の空」、3位にはテレビなどでおなじみの                             タレントたちを、キャラクタ-とする「チビナックスえほん」と、道内の出                             版社が取り組んでこなかったジャンルの本がランクされている。これも                            今年の新しい動きのひとつである。今後に注目したい。                                    (中舘 寛隆=北海道読書新聞社編集長)

コメント    この記事についてブログを書く
« “ほん”2008年のベストセラ- | トップ | 食べ過ぎも食欲不振も原因は... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

本と雑誌」カテゴリの最新記事