flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

登屋ヶ根城

2016-09-25 00:00:00 | 城郭・城下町

(愛知県宝飯郡音羽町長沢字番場 1993年8月4日)
 永仁年間(1293-8)讃岐国から移った番場太郎致由が築いたのが始まりという。その後、文安年間(1444-9)に今川常氏がこの城に入り、弟の経国は関口姓を名乗った。桶狭間後は今川氏臣の糟谷善兵衛、小原鎮宗が城を守っていたが、永禄四年(1561)松平元康(後の家康)は松平信一を攻めさせ登屋ヶ根城は落城した。この際、松平勢本多忠勝が初陣を飾ったという。現在、城跡は堀が確認できるが、大半が畑であり、一角にファッションホテルが建っていて違和感がある。


(関連記事:赤石神社 長沢山城)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする