御津穴観音古墳

（茂松古墳 愛知県宝飯郡御津町豊沢字松ノ下 町指定史跡 1999年1月30日再踏）
　凡そ20年振りに穴観音を訪れる。以前は山の中という印象だったこの地も、御津高校開校によって辺りは一変した。直径20m,高さ5mの円墳は、大正時代には既に横穴式石室が開口しており、石室の奥壁に観音像が祀られたため穴観音と呼ばれる。平成元年に確認調査が行われ、墳丘に三段の外護列石が検出された。