小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

三月二十九日、晦日

2018-11-18 | 嘉永六年 癸丑日記

三月二十九日 

誓紙をを認め、雄輔が夕方岩橋へ持参する。
京の前田に状をだす。
夕方、主人は市川へ行く。
彫り物の林庵へ頼みに行き、書画帳を持ち帰った。
高野から頼まれたそうだ。



三月晦日 

快晴す。
山半へ蚊帳のことを頼む。木綿を取りに来る。
上辻悌助来る。
会だったので人々が来るのでしばらくして帰った。
いさを出口やお籠町へ遣わしやる。
はったい粉を少々入れて返し、ふきはお籠町へ持参した。
また、出口からは小さな重へあん餅25ばかり贈られた。


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