小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

二月十三日 

2016-04-01 | 嘉永四年 辛亥日記

 

六時に起きたが、少し遅かったかも。
今日も釈尊也。
早朝は晴れて十時前あたりから曇る。
今日は二の午の日。
一匁で塩を五升求める。さらに一匁を米つき賃の中から渡した。
左拝膳相勤める(調べたが意味がわかりません)

徳川菊千代と書いた奉書と白木の台を戴く。
この度の題は「明徳惟聲」(城内で開催される書画の会のもよう)

裏々其香 宛如雍煕 以和以煦 薫陶日祁 誰其起此
明徳不違 廂廊之誠 神韻人嬉    梅所(小梅の夫)
    右同恭黙   十三日




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