小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

カーテンの内側

2024-07-04 | カニューレ
手術するでもなく点滴もなしのんびりと食事を待つ暮らしが始まった。
持参の薬は看護師さんが管理。温かいお茶も持ってきてくれる。
窓側に入られた女性は他の階からのお引っ越しみたい。どうも透析を隔日に受けている様子。
早速始まったリハビリは呼吸法とこりほぐし。
そこいらの整骨院とは大違いのほりほり。体中がこっているらしくそれも肺を追いつめるらしい。
リハビリから戻ると廊下側のベッドのカーテンがしまっていた。
救急車で運ばれてきたのか。? この女性は「おトイレ」としか言わず看護師さんに連れて行ってもらう。
珈琲を入れにホールに行く広いお看護比詰め前がエレベーターホール。その横にダイニング風テーブリ椅子セット。
そして水…お湯や親がいつでも汲める。ほうじ茶、緑茶、ウーロン茶がある。
その棚に本が並んでいる。患者さんの置き土産だろうか。前回も世話になったが大して読みたい本はなかった。
四人部屋で三つのベッドが塞がっている。少々うっとうしい。
さらに鬱陶し差を感じたのは、リハビリに行っている間に運び込まれて器具二つ+1。


+1はこのカニューレ。テレビドラマの入院物でおなじみの鼻呼吸の道具。
カニューレの先にちゅーぶをつける。果てしなく長いチューブもあり。
そのチューブの先は酸素ボンベに繋げる。それも二種あって住居用と外出用がある。

  


大きい方はベッド窓窓横に鎮座していて、小さい方はベッドの足元の法に置かれていた。
そして、これからはカニューレを片時も放せないらしい。



コメント
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