小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

十二月七日

2013-07-28 | 嘉永二年
  
主人は三浦公へ講義に行く。
今日で年内の稽古は休みなるのでお酒が出る筈だったが、
諸事倹約のため帰宅後に召し上がれと酒券を五枚くだされたとのこと。
庄助が来たので百疋渡した。
沢庵を漬けた。染物が出来てきた。
頼母子講の締切の知らせのチラシを権助に配らせる。
主人は夜の八時頃から方々へ出かけた。
遠藤一郎へ春川先生の詩を一枚持参する。酒を出された。
雪が降りだした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする