小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

九月八日 

2010-10-31 | 嘉永二年
九月八日 快晴

よく晴れた。あちらこちらへ(つけや借金の)断りを入れる。
おおかたは私が対応した。ほんとに困るので借りはもう絶対にするまいと思う。
このこと忘れないようにしなければ。
夕方、山本先生に書きつけのことなどお願いする手紙を書いた。
風呂をたく。
そこへ野呂玄長の継母が病死したとの知らせの手紙がくる。葬礼は十一日だとのこと。
夕方も気持ちよく晴れて風がそよそよと吹いていた。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする